上司は自信のない部下をリフレーミングで支援しよう #485-153
上司は自信のない部下をリフレーミングで支援しよう
ということで今回は情報提供をさせていただければと思います。
リフレーミング、聞いたことのある方も多いかと思います。
今回のキーワード、これを中心にお話を進めていければと思います。
上司の役割の一つに部下育成があるのは皆さんご承知の通りです。
今の時代は「個別」マネジメントがキーワードです。
それぞれのタイプに合った対応が必要です。
では、皆さんだったら自信のない部下をどう支援するでしょうか。
キーワードはリフレーミング、すなわち物の見方をずらしてみる。
では、どうやって?
私たち、上司と部下は同じものを見ているんですけれども、
違う視座から見ているので、
結果として違っているということなんですよね。
視座とは物を見る高さのことです。
高さが違えば、視野の広さが異なり、視点の選択肢も異なります。
ということは、部下は上司に比べると視座が低い場合が多く、
そして視野が狭く、視点が限られることが多いです。
そこでリフレーミングを活用して、
部下の物の見方に、
良い影響を及ぼしましょうという作戦です。
では、自信のない部下への対処法ということで
3点ご案内をいたします。
1点目、一般的に自信のない人は仕事がうまくいったら、
成功の原因を周囲に過度に求める。
失敗したら、その理由を自分に過度に求める傾向があるんだそうです。
こうした方が
結果として自分自身に自信をなくしてしまう人が多い
ということです。
2点目、ということは
視座の高い上司が
その部下の行動を観察をし、成功の原因が
その部下の中にあることを適切に指摘をし、一方で
失敗した場合の原因の一部は
外部環境にもあるということを具体的に指摘を挙げる。
これが今回のキーワードのリフレーミングだということです。
違う見方があるということを伝えていくということです。
3点目、最近、いろんな職場で行われている
1 on 1などで、こうしたフィードバックを地道に行うことが
私たちの信頼関係を築くことにもつながるということです。
最後に、まとめになりますけれども、繰り返しですが
上司の重要な役割は部下育成です。
メンタルサポートも重要な役割です。
私たち上司が率先してリフレーミングしてみましょう。
以上、上司は自信のない部下をリフレーミングで支援しよう
ということで情報提供をさせていただきました。