目標設定のコツ~セイバーメトリックスについて理解を深めよう #482-239
目標設定のコツ~セイバーメトリックスについて理解を深めよう
ということで今回は情報提供をさせていただければと思います。
私たちマネジャーにとって
メンバーの成果再現性を高めるためには目標設定、
これが一つ重要な肝になってまいりますが、
なかなか苦労されているマネジャーの方が多い
という風にも聞いておりますので、
今回はそうした視点から情報提供をさせていただければと思います。
今回のキーワード、セイバーメトリクスについて
簡単にご案内をいたします。
セイバーメトリクスとは
野球においてデータを
統計学的見地から客観的に分析をし
選手の評価や戦略を考える分析手法のことです。
セイバーメトリクスにおける投手評価指標としては
WHIP、FIP、tRAなど
があるそうです。
昔から投手を評価する指標として
一般的には勝利数や防御率などが用いられてきました。
ただこれらは
守備力や打力といったチーム力の影響を受ける数字と言えますので、
残念ながら純粋に投手を評価する指標とは言えない、
という欠点がありました。
そこでセイバーメトリクスでは
どこまでが投手の責任範囲かを判断し、
投手に責任がある部分だけを評価することを考え、
今までとは違った角度から投手を評価する指標ということで、
先ほど申し上げたような指標が開発をされているということです。
こうした指標は
MLBではもうすでに当たり前の指標となりつつあります。
一方で日本のプロ野球では
まだまだ勝利数や防御率で投手が評価されている面が否めません。
野球の試合の中で役割分担や仕事試合の進め方が変わる中で、
当然、評価指標も変わっていかなければなりませんよね。
これはビジネスにおいても同じなのではないでしょうか。
マネジャによく聞かれる声として、「目標設定が数値化できない」
「やったことないから難しい」。
決してそうではなく
前例がないからこそ挑戦すべきテーマであると考えます。
メンバーの仕事の成果再現性を高めるために
どんな指標を作れば良いのか。
周囲を巻き込んで考えていただきたいと思います。
繰り返しになりますが、
目標設定、これは私たちマネジャーが
メンバーを巻き込んで
メンバーの成果再現性を高めていくために重要な役割の一つです。
是非、チャレンジをしていきましょう。
以上、目標設定のコツ~
セイバーメトリクスについて理解を深めよう
ということで情報提供をさせていただきました。