世界の「頭のいい人」がやっていることが気になる!
1.一昨日の投稿から:トップ5%社員の習慣
一昨日の投稿(↓参照)で、越川慎司氏の「AI分析でわかった トップ5%社員の習慣」について紹介させて頂きました。
この本は、AIで1万8000人分析してわかったと書かれていますが、多分、日本のビジネスマンが対象だったのではないかと思われます。
私の投稿では、「ずば抜けた結果を出す人の以外な五原則」(以下、参照)のうち、私が意外に感じた原則2と原則4を中心に紹介しました。
原則1 「目的」のことだけを考える
原則2 「弱み」を見せる
原則3 「挑戦」を「実験」と捉える
原則4 「意識変革」はしない
原則5 常にギャップから考える
本日の投稿では、書籍で見つけた同じような内容の本が非常に面白かったので、引き続き紹介したいと思います。
こちらの本の対象は「世界」です。
2.脳科学的に正しい31の習慣とは
本日紹介する本は、有名な脳科学者 中野信子氏の以下の本です。
◆世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた【中野信子 著】
この本は、著者の中野氏がフランス国立研究所に博士課程修了後の研究者として勤務して、世界中のたくさんの「頭のいい人」の姿を見た経験に基づくもののようです。
彼女がそこで強く思ったのは、逆境も自分の味方にして、したたかに生き抜いていくのが、「世界で通用する、本当に賢い人の要件」だということだそうです。
彼女がこの本の中で強調していることは、「世界で通用する頭のいい人」は、ただの秀才ではないということです。
これは、頭のいい悪いには関係なく、簡単なコツやテクニックで習得できると言っています。
そして、脳科学者として、「世界で通用する頭のいい人」がやってきたことが、脳のメカニズムから見ても理にかなっていると書いています。
この本には、「仕事」「勉強」「人生」がうまくいく「脳科学的に正しい31の習慣」が紹介されています。
AI分析からトップ5%社員の習慣を導いた本も面白いですが、脳科学的に正しい習慣というのも、非常に興味深く感じました。
それでは、この本の中から意外に思った習慣について紹介したいと思います。
3.空気は読まない
自分が好きなことと得意なことを貫き、苦手なことはきっぱり断るということが正しい習慣の一つだそうです。
自分で抱え込む人は、いい結果を残せないし、なかなか活躍できないようです。
「得意なことだけを貫く」ことは、一見、自己中心のようですが、好結果を残すには大事な要素だと言っています。
別の章には、「嫌いな仕事は他人に振る」と書いています。
でも、ただ適当に他人に振るのではないようです。
他人の適正を見極めて、仕事を上手に分担することが重要です。
そうすることで、周りから助けてもらえるのがうまい人になることで、自己中心とは一線を画す評価を得られるようです。
これ、なかなか使えると思いました。
4.敵を味方に変えていく
敵を味方に変えるために、面倒な相手ごとに、対応を変えていくとのことです。
これってものすごく戦略的なやり方で、なかなか日本人でできている人は少ないと感じました。
具体的には、
「人格ではなく行動だけを否定する」
「相手の意見をまずは受け入れ時間をおいて再度交渉する」
「サボり癖のある人は監査役に抜擢する」
「いやがらせをしてくる人にはアドバイスを求める」
という手法が紹介されています。
こういうやり方を駆使して敵を味方に変えていくというところ、思いつきませんでした。
う〜ん、使える。
5.「見た目」を大切にする
「外見を気にせず中身で勝負」は間違っている、「好感度の高い外見」を心がけることが重要だそうです。
これは、最近の日本人ビジネスマンでも心がけている人が多くなって来ていると思います。
事例として、
「外見の印象の悪さで実績は減点されてしまう」
「相手の求める人物像を目指すことが第一歩であり、服装、髪型、メイクなどを変えるだけで、まったく違う人のようになれる」
「実力が同じだったら外見が良いほうが、意外なほど有利である」
この点は、頭のいい悪いは全く関係ないですね。
私もこれを読んで、少しでも外見の印象を変えようと強く思いました。
6.さいごに
本投稿では、脳科学的に正しい31の習慣のうちのいくつかを挙げてみました。
世界の「頭のいい人」は、こんなことやっているのかと驚かされるのが多かったです。
でも著者が言うように、頭のいい悪いではないですね。
この手法を知って、確実に行動していけば、きっと他の人ができないような成果を次々と出していくことができると確信しました。
脳科学に興味を持たれた方は、是非、この本を読んで、実際に行動に移してみませんか。
世界標準の習慣が身に付けば、自分の未来は一変すると思います。
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