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映画「007 No Time to Die」

こんばんは。Mickey★です。

今日は、007シリーズの最新作「No Time to Die」のレビューです。
007シリーズは、親の影響もあり、初代のショーン・コネリーの時から全シリーズを見ています。

007シリーズを知らない人に紹介すると、イギリスの諜報機関に所属するコードネーム「007(ゼロゼロセブン)」のジェームズ・ボンドがイギリス国家を守るためにアメリカのCIAやロシアのKJBとよく戦っていたのですが、最近は悪の組織やボンドに個人的な恨みを持った人と戦うストーリーとなっています。

昔は、変わった機能を搭載した車でのカーチェイスやガンアクション等分かりやすいアクションで表現されており、独特なキャラクター等が出てくる感じだったのですが、時代と共に戦いの主戦場が情報となり、目立ったアクションシーンが以前に比べて減っています。
主人公のジェームズ・ボンドを演じる俳優も何度か変わっており、ダニエル・クレイグは6代目のボンドとなります。
演じる俳優によって、ジェーズム・ボンドの性格もコミカルだったり、紳士的だったりと異なっています。

ダニエル・クレイグが演じるジェームズ・ボンドは、ストイックに任務を遂行し、普段はほとんど笑顔を見せることがありませんが、敵との格闘の末、うまく逃げ切れた時や作戦がうまくいった時に僅かに微笑むシーンが好きです。
ダニエル・クレイグが演じるボンドは、年を取って以前よりも体力が衰えてしまい周囲から諜報部員として役に立たないという扱いを受け、自暴自棄に陥ってしまうという弱さ等が表現されており、人間らしい部分で共感が持てて、完璧なスパイでないところが好きです。

本作品は、そのダニエル・クレイグが演じるジェームズ・ボンドの最後の作品となっています。なお、この作品には前作「スペクター」に出てくる登場人物がいるので、初めて見る人や久しぶりに見る人は『この人、誰?』となってしまうので、事前に「スペクター」を見ておくことをオススメします。

私は、だいぶ前に見たので、すっかり忘れてしまい、本作の後に「スペクター」を見てしまいました。。。

この映画をオススメしたい人


1.007シリーズが好きな人
2.スパイものが好きな人
3.アクションが好きな人

この話のあらすじ

イギリスの諜報機関を引退したジェームズ・ボンドは、ジャマイカで悠々自適に暮らしていましたが、ある時、CIA出身の旧友フィリックス・ライターが訪れ、ある科学者を救出する依頼を受けます。
その科学者は、DNAの配列によって選ばれた人間だけを死に至らしめることができる化学兵器(ナノマシン)を開発しており、それを使おうとする組織と戦うことになります。

※Amazon Primeであれば、見放題で見れます。


ダニエル・クレイグの演じるボンドに対する最大級の敬愛

最近は、15分から30分くらいの動画ばかり見ているので、2時間という時間を長すぎると感じてしまい避けていましたが、この映画は2時間43分あるので、かなり気合を入れて見ました。
ストーリーが良くできていて、中だるみや間延びがないので、2時間30分超の長さでしたが、あっという間に見れてしまいました。
007シリーズの醍醐味と言ってもいいカーチェイスやガンアクション、新しいメカ(玩具)での戦闘もあり、変なキャラクター(義眼の男)も出てきて、従来のファンの心を掴みつつ、本作では、引退したボンドの代わりに「007」のコードネームを引き継いだ女性が登場したりと新たな要素もあります。
ボンドはプレイボーイ(ボーイというよりはダンディという年)で毎回、異なる女性(通称ボンドガール)がヒロインとして登場しますが、本作は前作に引き続き同じ女性が登場します。
スペクターを観直したら、初対面ではボンドが平手打ちをされたりと、随分と邪険に扱われていたので、びっくりでした。
本作はこの女性の秘密が関わってくる話となってます。

ラストを話してしまうと面白くないので、後は是非とも観ていただきたいのですが、この終わり方はダニエル・クレイグのために作られた映画だなと感じました。
歴代のボンドでは、このような最後が用意されていなかったので、すごく印象的でした。


本作がいつクランクアップしたのか分かりませんが、今年で54歳とのことで、50歳とかでかなりハードなアクションが出来るのが凄いなと思いました。


ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
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※トップの画像はYou tubeより引用しています。
※007は、英語だとダブリューオーセブンと言っています。


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