アニメレビュー「Dr.STONE」
こんばんは。Mickey★です。
最近は、仕事に忙殺されて金曜の夜に「疲労度チェック回答のお願い」という件名のメールが届いていたので、確認したら10~12月で時間外労働135時間以上だったことに気付きました。更に12月はギリギリ36申請しなかったので、1~3月は、45時間以上働ける状態ってことに気付きました(泣)
今は、人間の生活というよりも家畜の生活に近い感じです。
正社員のしくみは、仕事ができない人には良いしくみだと思いますが、仕事が出来る人には集中しがちという欠点が多いので、仕事できる人は、さっさと自分で稼げるビジネスを起こしたら良いのではないかと思います。
こんなことを言うと、社会の、どのレベルまでの人を支援するかという部分で物議が出そうですが、動物の世界では弱いモノは淘汰されるし、それが自然界における生存ルールなので、人間社会は、少し違和感を感じています。
このDr.STONEもそんな資本主義社会から一気に原始時代に文明が戻ってしまったという話になります。
このアニメをオススメしたい人
1.科学が大好きな人
2.イチから新しいものを生み出すのが好きな人
3.歴史が好きな人
このアニメのあらすじ
突如現れた光に地球が飲み込まれ、全人類が一瞬で石化してしまう。
その数千年後、科学が大好きな高校生、千空(せんくう)は、石化が解けて目を覚ます。
数千年の時と共に人類が生み出した文明は全て消滅し、人類が石となった世界(ストーンワールド)で科学の力で世界を取り戻すことを決意する。
千空は、度重なる実験で友人の大樹を復活させる。
しかし、確実に人類を石化から解く水の開発は完全ではなく、二人は力を合わせて、遂に人類の石化を解く復活水の開発に成功する。
二人は、霊長類最強の高校生・獅子王司を蘇らせるが、彼は人類の浄化を掲げ、若者のみの武力で統治する『武力帝国』を作ろうとし、千空を殺そうとする。
千空は、新たな仲間を集めて科学により文明を発展させる『科学王国』を作ることを誓い、旅立った。
文明の進化は後世に受け継がれることで成立する
以前にテレビで電磁パルス攻撃の話を見たことがあるのですが、人体には影響がないものの、電子機器類に壊滅的な損傷を与えられ、人間の文明を一気に石器時代に戻すことができるらしいです。
今の世界は、ほぼ電子機器や通信で繋がっているため、この攻撃を受けると電気は使えないどころか、水道、ガス等のライフラインも停止してしまいます。
Dr.STONEの世界は、まさしくその状態から始まるため、火起こし、植物で作った服、石同士をあてて鋭利な槍を作る・・・という石器時代から始まります。それが、1,2年で19世紀の文明(自動車、電話、気球)まで復活させていく過程は、面白いです。
色々とあるシーンの中では、千空の父が千空が見つけることを信じて遺したガラスのレコードのところは、数千年先に父から子に思いが繋がったと思うと、泣いてしまいました。
数千年で風化してしまうことを考えると、原始人が洞窟に絵を描いたり、彫刻や仏像を残すというのは、先々まで形として残るので、合理的な気がします。今だと、電子パルスの攻撃を受けたら、大元のデータも一瞬でなくなる可能性が高いので、カーボン紙やレコードに残す方が賢いかもしれません。
2つ目に印象的だったのが、船のデザインコンテストが開催され、明らかに千空のデザインしたものが100%選ばれるハズなのに何故、コンテストを開いたのかと羽京がゲンに聞いた時に「分かっていても、選ばせることに意味がある。自分が選んだという気持ちが大事」とゲンが言うのですが、確かにそうだな~と気付かされました。
強いリーダーが居て命令しても、『やらされ感』になってしまうので、自分が意志を持って選んだように設計するのは大切だなと感じました。
3つくらい選択肢があって、選ばせられれば、本人もやる気が出る気がするので、この『動機付け』が重要と感じた次第です。
キャラクターの中では、あさぎりゲンは詐欺師のようにも見えるのですが、人間心理を突いた作戦やトークが多くて、勉強になります。(自分の近くには、居て欲しくないタイプですが・・・)
なお、アニメのホームページは2期の終わりまでのストーリーが載っていたので、ほぼネタバレとなっていますので、興味ある人は、ホームページに行かず、アニメを見てください(笑)
因みに週刊少年ジャンプでは、連載が終了しているようですが、4月からアニメの第3期が始まるようなので、4月までの楽しみが一つ増えました!
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
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