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【企画の書籍紹介①】新商品企画の重要性

本当に久しぶりの投稿となってしまいました。
この度、書籍「はじめての新商品企画」を出版しましたので、その内容について、noteに投稿していきます。
株式会社キーエンスの企画部門で学んだことを書き記しています。
https://amzn.asia/d/bGUTM7u

もちろん、本書を手に取っていただくことが大変ありがたいのですが、noteでポイントだけでも内容を伝えることができればと思います。

そもそも「企画」とは?

「企画」とは何でしょうか?
企てる(くわだてる)、計画するというようなことが辞書には書いてあります。計画ですので、まだ起こっていない未来を創ると考えていいでしょう。
「企画」をする企画者は、現状のままから何かを計画することで、新しい未来を創ることです。
シンプルに「来月〇〇に旅行に行こう!」も立派な企画なのです。この人が旅行に行くことを思い付き発信しないと、この旅行はなかったわけです。ただし、まだ計画段階なので、本当に実行されるかわかりません。
企画者は構想を打ち立て、それを実現すべく動きます。メンバーを集め、必要に応じて資金を集め(会社内で予算を取り)、売り方を考えます。
あらゆるビジネスの原点は、この「企画」にあり、逆にこれがないと始まりません。

では「新商品企画」とは?

企画に「新商品」がついています。事業をしている主に法人が、新しい商品を考え生み出すことですね。既存の事業の延長でも、全く新しい分野の商品でも、これまで創ったことのない商品であれば、立派な「新商品」と言えます。
新商品企画をするということは、言うのは簡単ですが、実際に企画することはとても難しいことです。
ただし、やろうとしなければ、企画は絶対に生まれません。むしろ、「絶対にいい商品を企画する!」という強い思いが必要です。

新商品企画の重要性

主に受注型の仕事をされている法人は、どうしても発注者(クライアント、お客さん)に依存してしまいます。それももちろん必要なことですし、世の中の貢献をしています。
ただ、自らが価格をコントロールし、作りたいように商品やサービスを展開していくということをしようと思うと、自らオリジナル商品を企画するしかありません。
このように悩まれている法人様から、実際に企画をしたいけど何から考えればいいのかわからない、どういう手順で考えるべきなのかという疑問が寄せられます。

新商品の企画ができると…
・時代に合わせた商品開発が可能
・商品販売の軌道修正、商品の更新、販売取りやめなど自社でコントロールできる
・価格を自社でコントロールできる

一方で、自社商品のデメリットは…
・まず企画しなければならない
・商品開発にノウハウが必要な場合がある
・商品開発に費用と時間がかかる

デメリットのうち、企画についてやり方がわからない場合は弊社で研修や顧問支援が可能です。
ノウハウについても同じですが、技術や製造に関するノウハウは他社に依頼することができます。
費用と時間はどうすることもできませんが、それだけリスクを抱えることになるので、それを上回るメリット(将来の利益)を確認して進めることになります。


これらの内容・手順を、株式会社キーエンス企画部門でのやり方をお伝えしています。
これから本書の内容、それ以外のエッセンスを記載していこうと思います。


今後、記事を継続していくモチベーションになります。 よかったらサポートをお願いします。