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キャリアコンサルタント資格を取って、まずはじめにやったこと
私がキャリアコンサルタント資格を取ったのは2019年の秋。第12回試験のときでした。
資格を取ったあとにスムーズに仕事につなげることにできず、悶々と過ごすこと2年超。最近になってやっとキャリコンとして仕事を受けることができるようになってきました。
キャリコン資格を取った方が最初にぶつかる壁が「どうやって資格を活かせばいいかわからない」ということじゃないかと思うんです。
というか、私がそうでした。
キャリコンとしての経験はもちろんのこと、人材業界での経験や人事の経験なんかも何もなし。正真正銘の未経験。
ただ、少しずつでも動いていたおかげで今につながっていることがたくさんあるな~と気付きました。
そこでこの記事では、私がキャリコン資格をとってからまず初めに何をしたのかについてお話していこうと思っています。
上司に資格取得を報告した
まずは、直属の上司や部門長に資格の取得を報告しました。
私は人事ではなかったので完全に趣味で取った資格でしたし、上司たちも「キャリアコンサルタント?何それ?」という状態でした。
それでもキャリコン資格について解説したサイトのURLをコピペして送り、「私はこんな資格を取ったので、今後役に立てることがあったら声をかけてください!」とアピールをしました。
すぐに何かにつながることはなかったのですが、こうやって資格を持っているということをまずは自分からアピールしておくことで、徐々に周りから声をかけてもらう機会が増えました。
まずは自分が何ができるのか、何をしたいのかを声に出して届けることが大事だなと思います。
勝手に1on1を始めた
当時、私はマネージャーのようなポジションで仕事をしていました。
キャリコンの資格を取ったのと同じタイミングで1on1というものがあると知り。
これは面談のスキルを磨くことにもつながるしマネジメントにも良い効果がありそうだし一石二鳥なのでは?と思ったんです。
会社には正式に1on1の制度はなかったのですが、自分で勝手にメンバーに対して1on1を始めました。笑
メンバー5~6人に対して、それぞれ月1回話をする。それまでも面談はしていたものの、いかに自分の思いを伝えて相手に動いてもらうかばかりを考えていました。
それがキャリコン資格を取ったことで傾聴の姿勢に変わり、1on1をとおして相手の強み弱み、これからやりたいことなどを聴けるような関係に変わっていきました。
面談スキルについてもおそらく磨かれていたのでは…?と思っています。
面談要員として声をかけてもらうようにお願い
私がいた会社は女性メンバーが多かったのですが、上司にあたる人は男性が多いという環境でした。
そうするとどうしても女性メンバーの声を拾いきることができない状況も発生したり、男性上司としても自分より若い女性メンバーの悩みに踏み込むのはちょっと気が引けたり。
そんな環境もあり、私は「何か面談が必要なことがあれば呼んでください!」と上司たちに言っていました。
普段1on1をしている自分の直下のメンバーではなく別のメンバーと話すことで、お互いに得るものがあるのではないかと思ったからです。
これについてもたまに「面談してきてくれない?」と声をかけてもらうことがあり、話をしたメンバーからも「みちこさんなら話しやすいです」と言ってもらえたりして、よい経験をさせてもらったなと思っています。
採用試験を担当させてもらう
それまでも書記として上司が面接官を担当する採用面接(パート採用)に同席したことは何回もありましたが、自分が面接官として話すという経験はありませんでした。
そこで、これも「面接官やらせてください!」と言い、まずは自分が管理するチームの採用から担当させてもらうことに。
そこである程度経験を積んだタイミングで、今度は「正社員の面接にも入らせてください!」とお願い。
結果、会社を退職する頃にはパート、契約社員、中途社員、派遣社員と、新卒以外の採用は一通り経験することができていました。
面接をとおしてたくさんの方とお話をさせてもらい、相手の経験や価値観を知るにはどのように話せばいいのか、自分は面接官としてどんなところを見ているのかなどを学ぶことができました。
社内でも経験は積める
キャリコン資格を取ったばかりのとき、どのキャリコン求人にも「実務経験必須」となっていて「実務経験がない人はどうすればいいんだ…」と途方にくれました。
ですが、今振り返れば社内でもキャリコンとしての経験は積めるんだなと実感しています。
というのも、キャリコン求人に書いてある採用要件をよーく見ると…
企業での採用経験
これが書いてあることって結構あるんですよ。
キャリアコンサルタントとしてのドンピシャの経験じゃなくても、実務経験として扱ってくれる場合があるということなんですよね。
ほかにも、社内での面談やマネジメント経験を実務経験として扱ってくれる場合もあります。
つまり、もし将来キャリコンとして働きたいと思っているのであれば、まずは求人をみて採用要件を調べてみる。
そのなかで社内で積めそうな経験があれば、とりあえずそれを社内でやれる方法はないかを考えてみる。
こうやって少しずつ将来に向かって歩いていくのもありなんじゃないかなと思っています。(今振り返ればですが…)
もちろん、最初から社外でキャリアコンサルタントとしてバリバリ活動できるならそれもよし。
資格を取ったけど活かす場所がない…と落ち込むだけではなくて、何か動けることを見つけてやってみたら道も開けてくるんじゃないかなと思ったりしています。
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キャリア相談もやってます。