【出家】愉快な瞑想仲間たち(アメリカ編)~食欲に不戦敗の彼女~
見た目はベトナム人、頭脳はアメリカ人、その名は!、、、知りません
他のベトナム人の尼さんたちと一緒に行動しているので、てっきりベトナムの方かと思っていたら、アメリカ国籍とのこと。詳しい来歴は聞いてませんが、尼さん姿になった私に、「絶対素晴らしい経験になるから、毎日を大切にしてね」と温かい言葉をかけてくれた彼女。
しかし、大変失礼ですが、食欲旺盛なお年頃のようで、少なくとも午前中はナッツや飴など、常に何かを食しておりました。ルーマニアの彼女曰く、「食欲を滅しようとせず、食欲のままに生活している。」
ある日の午後、アメリカの彼女は瞑想ホール前にてバナナをすりつぶし始めました。食べるのがだめなら、飲み物として摂取すればいいんだ!という魂胆のよう。
繰り返しになりますが、戒律上、正午以降の食事は禁じられております。
お茶やコーヒー、飲むヨーグルトなどの飲み物、飴などは許容範囲です。
目の前にバナナがあるけど、正午を過ぎてしまったから食べられない。じゃあ明日食べよう、と妥協できればいいのですが、そこで引き下がらないのが、彼女。ならば、液体にしようという発想の転換は恐れ入るところですが、そのバナナへの執着は戒律に反していないか?と疑問を呈するところ、、、