妻、小学生になる。を見て同じような体験を思い出しました。
見事に表現されているドラマ
亡くなった奥さんが生まれ変わって小学生になって帰って来たというドラマ。このドラマを見ている人はファンタジーやオカルトだと思うのでしょうか。
私、これは実際にあり得ると思うのです。
というのも体験したことがあるから。
ちょっとネタバレになりますが…
第8話では小学生の万理華ちゃんは亡くなった奥さんの生まれ変わりではなかったことが判明。
生まれ変わりではなく亡くなった奥さんの魂が体に入っている(憑依している)状態だったいうことがわかり、本当の持ち主である万理華ちゃんに体を返さなければいけない…そんな内容でした。
ちなみに私の場合、憑依したのは平安時代の老松という女の子でした。菅原道真公とご縁があったようで、今となっては彼女が私の前世だったかは定かではありませんが、確実に私は1年間老松として生きました。
その当時の話は過去のnoteに書いています。読み返してみるとオカルトっぽいですが…
あくまでも私にとっては実話なのです。
憑依には種類がある
私の経験上、憑依にも度合があるということを知っています。
私の子供の頃は完全憑依状態で、ドラマにでてくる万理華ちゃん同様に憑依状態の時の記憶は全くありませんでした。ハッと気づけば場面が変わっていて周りのみんなが怒っている…そんなことを度々経験し辛い思いをしました。
年齢を重ねるにつれて、その度合いが変わり、憑依されていることを身体の奥から見ているような状態というのでしょうか。憑依されている時のことを覚えているようになりました。
だからといって主導権は私にはなく、自分が暴れているのを内側から見ているだけという感じでした。
暴れたり罵詈雑言を投げかけて周りを怒らせた瞬間に私に戻るという毎回のパターンで激烈な罪悪感と気まずさを味わうのです。
憑依現象が起こる理由
どうしてこんなことになるのか。その答えをずっと探してきました。そして辿り着いた答えの1つがこのドラマの中にもありました。
生きたいと願う「亡くなった人」
消えてしまいたいと思っている「生きている人」
それが合致した時に憑依状態になる。
正しくその通りだと思います。
自分の存在を受け入れていない場合、このようなことがあるのです。
私の場合、生まれた瞬間から生きることを全否定してしまったようで、それに気づくまで長い年月がかかってしまいました。
跡継ぎの男の子でなければならなかったのに、生まれた私は女だった。
私が生まれた病院に来た祖母は、出産直後の母に
「あんたがうちの家をつぶしたんでっせ!!!」
と喚き散らし、病院中が静まり返ったそうです。ショックで母の母乳はとまり、生まれたばかりの私はそれを全身で受け止めてしまった。
私が生まれたことでお母さんを不幸にした。
生まれて来なければよかった。
私は存在してはならない。
潜在意識まで入り込んだその思いをベースとして生きてきたため、自分の体の中でも自分を存在させないために別の魂を受け入れてしまう状態になっていたのだと思います。
いつも周りの目を気遣い全て私が悪いと思い、憑依させることで自分をどこまでも消そうとした。
生れたばかりの記憶のない時の体験が大きく人生に影響するだなんて。
不思議ですがそんなこともあるのですね。
ドラマを見ながら久々に過去の自分の体験を思い出しました。経験があるだけにより深く楽しめる気がしてちょっとラッキーな気分。
今後の展開が楽しみです。
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