なぜ笑顔の仕事をしようと思ったか・・・
私は3つの頃からアトピーです。
30歳過ぎて悪化して
脱ステロイド治療に踏み切りますが
更に悪化し、顔も体もボロボロになりました。
脱ステを初めてすぐ、目しか動かなくなりました。
少し動くだけで顔や身体から浸水液が出てしまうんです。
浸水液が出ると、それはもう痒くて痒くて・・・
真夏に暖房をつけてガクガク震えるほど自律神経も狂い、
仕事も出来なくなってしまいました。
そんな日々が5年間続き、先の見えない状況に流石に気持ちが落ち込み
友人に相談。
彼女の勧めで東京の皮膚科医と出会い治療をガラッと変え、薬と運動療法を始め回復しました。
東京の皮膚科医に初めて会った時
『正直、こんなに酷い人に初めて会いました。5年も良くがんばりましたね。』と言われました。
そして、こんな事も言われました。
『もっと驚いたのは、こんなに酷い状態なのに気持ちが前向きな事に驚きました。普通、ここまで酷いと、メンタルがやられてしまうのですが…』と。
皮膚が崩壊し5年間、目しか動かなくて、年中不眠状態で、掻いても掻いても襲ってくる痒みとの闘いの中で泣きながら、でも希望を持ち続けられたのは
母の笑顔でした。
毎晩夜中に起こされて私の背中を力一杯ゴシゴシ掻いてくれて
皮膚がびっしりついたシーツを毎日毎日取り替えてくれて
ご飯もマクロビやヴィーガンを取り入れてくれて素材も厳選してくれて
部屋との往復で(私の部屋が二階なので)
6キロ痩せてもダイエットになったといってくれて
顔も誰だかわからないくらいぐちゃぐちゃになった私を
『大丈夫、大丈夫』と笑顔で支えてくれました。
私は母の笑顔があったから
がんばれた。
そう確信しました。
笑顔って想像以上のパワーを持っていると思います。
私も母のように笑顔を大切に生きようと思いました。
治療も順調に進み
3ヶ月ほどで『普通の生活』ができるようになりました。
東京の皮膚科医に「ヨガもいいよ。」と言われ、ヨガを習い始めます。
初めてのヨガ体験で
驚いたのは呼吸が浅い!!
深い呼吸が全然出来ない、苦しい!!
と感じました。
それからほぼ毎日通い、数ヶ月後
深い呼吸が出来た瞬間、体の中の『巡り』を感じました。
気持ちいい✨
体と向き合う事の大切さを実感し
ヨガインストラクター養成スクールに通いインストラクターになりました。
その一年後、顔ヨガとの出会いがあり
迷いなくインストラクターの資格を取りにいきました。
というのも、笑顔の大切さをずっと感じていたからです。
顔が動くと心も動く
心が動くと顔も動く
どっちが先だっていいんじゃないか?
むしろ、心を変えるのは時間がかかるけど、
顔からアプローチする方が
明るく楽しく前向きに、早く心の変化も感じられるのではないか。
表面(化粧など)をなんとかするのではなく
まずは
「根本的な土台を磨く。」
しかもやり方を覚えたら
『一生自分でメンテナンスしてあげられる』
凄く良い!!と思いました。
表情が豊かになると
心も豊かになる。
はじめは自分のためだけでもいい。
でも、母のように自分ではなく
「相手のために笑顔をギフトする人」が
沢山増えていったらすごいよなぁ〜✨
そして何より、世の中の人が顔に自信をもって
キラキラした笑顔で生きれたら人間関係ももっと良くなるし
一生に一度の人生をより楽しく生きられますよね。
そんな想いでこの仕事をしています。