【コラム】逃げても大丈夫。
アーティスト心理カウンセラー山口美智代です。
今回は「逃げても大丈夫」というテーマでお話していきます。
あなたの周りに、こんな人はいませんか?
マウントを取ってくる、自慢をしてくる、すぐにダメ出しをしてくる、人格否定をしてくる、暴言を吐いてくるなど…
そういう人は残念ながら一定数いるので、人生の中で一度や二度は出会ってしまいます。
しかし無理に取り繕ってしまうと、自分が疲れてしまいます。
もしその人と今後も付き合う必要がないのなら、すぐに距離を取りましょう。
自分にとってマイナスなことばかりしてくる人と一緒にいたら、あなたの人生がもったいないです。
SNSや連絡先もできるだけブロックやミュートをして、関わらないようにしましょう。
どうしても仕事の関係上、その人と関わらなくてはならない場合もあると思いますが、そんなときはできるだけその人と物理的な距離を取りましょう。
目の前を仕切るように鉛筆などを横に置いたり、面と向かって話す時は一歩下がるなど、少し遠くに離れるだけでも、ダメージが和らぎます。
その人のせいで心だけでなく体調にもパフォーマンスにも支障が出てしまう場合は、その団体、所属自体から離れることも検討しましょう。
同じ団体、所属内に相談できる人がいる場合は、一緒に回避できる策を考えてもらいましょう。
残念ながら、最初に書いたような人たちは、自分で気づかない限り、人に指摘されても聞く耳を持たないことが多いです。
でも、だからといって自分が折れて不利になるようなふるまいをするのも違います。
その人との関わり方を見直して、自分を守る方法を考えていきましょう。
その人のせいで自分のやりたいことができず、楽しめず、心が苦しくて、体調が悪くなったりパフォーマンスに影響が出るくらいなら、逃げてもいいんです。
災害が起こった時、「命を守る行動を」といいますが、心を守るのも、命を守ることの一つだとわたしは思っています。
心が健康でないと、病気やケガもしやすいですし、不運も引き寄せやすいし、究極の選択をしてしまうことも十分あります。
これは他人事じゃなく、どんな人にでも起こり得ます。
大事なのは、自分自身から逃げてしまわないこと。
「自分なんてどうでもいい」と、自分と向き合うことから逃げてしまうのはもったいないです。
自分の人生の足を引っ張る人からは逃げる。
逃げることも生きるための一つの方法だということをぜひ意識してみてくださいね。
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