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チェンバロの音の作り方で悩む
これなんですけどね。
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これの意味するものは第2鍵盤(上の鍵盤)で8フィートと16フィートをaccompagnamento(一緒に)といった意味です。この2つの音色を重ねて音を作ります。
と言うことですが、
まず16フィートはモダンチェンバロの下の鍵盤にのみ備わっています。
少なくとも私のノイペルトチェンバロは下鍵盤に8 と 16.
上鍵盤は8 と 4です。
ノイペルトで弾こうとすると、表記の仕方も反対になります。Ⅰ 8、16、acc となります。
さてこの曲がどんな楽器のために作曲されたのかがとても気になる所です。
スペインには私の知らないモダンチェンバロがあるとしか考えられません。
世界は広いなぁ~。もしあれば、是非見てみたい。
このようにレジスター指示が違う場合は弾く楽器それぞれで考え直していきます。先日のようにヒストリカルで弾く場合はもちろんかなり大掛かりに変えて行くことになります。
この決定が楽器によって違ってくるので楽譜が複数必要になります。これが、iPadを買ったことでグンと楽になりました。比較も簡単ですしね。
今日は譜めくり用のペダルも届きました。
モダンチェンバロのペダルと間違わないようにしないと。
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ちょっとわかりずらいですが、
ノイペルトのバッハモデルのペダルは
左から下鍵盤の8 フィート、16 フィート、acc, 上鍵盤の4フィート、8フィートです。
これらを組み合わせて音を作っていきます。