ちょいちょい書くかもしれない日記(ミニトマト)
膝がやはり少し腫れてちょっとした弾みで痛むので、そろりそろりと家の中をこそ泥のようなアクションで移動している。
新型コロナウイルス感染症のほうは、トレーシングペーパーをぺろぺろとむしるように、少しずつ病状は軽くなっている、が、今朝も咳で目覚めた。
いったん咳が出ると、喉から血が噴き出すんじゃないかと思うくらい止まらなくなる。
起き抜けのこの消耗、意外とつらい。
当初よりはまとまった時間眠れるようになったが、それでも、症状のあれこれは薬が抑えてくれているだけだなと実感する瞬間だ。
まあこれは、「薬で抑えられる程度になったのだ」と前向きにとらえたほうがいいやもしれぬ。
が!
やはり自宅待機5日は短く見積もりすぎやぞ、と改めて思う。
倍の10日は家に篭もったほうがいい、と、分類的には軽症であろう私ですら感じている。
いつから学校の仕事に戻るか見定めるべく数日おきに抗原検査をするのだが、自分で検体を採取するとどうしても擦りが甘くなるにもかかわらず、まだ抗原がバリバリに出ている。
これでは出勤できる程度に体調が回復しても、ウイルス配達人が爆誕するだけだ。
幸か不幸か、ちょっと歩いただけで息切れするし、声もまだろくに出ないので、今週もこの調子では休講させてもらわざるを得ないだろうな……と現時点では思っている。
どうしてもやらねばならないなら、学生さんには申し訳ないけれど、リモートで対応させてもらおうかな。でもどう考えても、3時間は喋り続けられそうにない。
庭のことがまったくできない日々だが、私にとってはラッキーなことに、雨続きだ。
木々も野菜たちも、むしろ健やかに過ごしている模様。
ミニトマトがいつの間にか赤くなりまくっていた。完熟したミニトマトは、触れるだけでポロンと落ちる。
集めまくったらボウルいっぱいになったので、あとで油分超控えめ、ニンニク抜きのトマトソースでも作ろう。
生ハムがあるから、がっつり火を通してパスタと合わせよう。
身体が弱っているときは生ものを食べないようにしている……というのもあるのだが、私は生ハムを焼いたり煮たりしたのがわりと好きだ。
味付けしなくても塩が決まるのが楽でいい。入れすぎたら地獄なのでそこだけは気をつける。
苦味優位になるのは前回と同じだが、今回は味覚がまあまあまともなままでいてくれて助かる。
嗅覚も今のところ無事だ。
24時間換気システムが、遠くトイレに設置した猫トイレのスメルをわざわざ仕事部屋まで運んでくれるので、それと知ることができる。
特に嬉しくはないのだが、一度、突然匂いが一切わからなくなる経験をすると、たとえそれが猫のウンコのニオイでもわかってありがたいな、と感じる。