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ちょいちょい書くかもしれない日記(待つ)

ひたすら迷走している台風、早く移動しないとかの地が大変じゃないか……とヤキモキしつつ、ちょいちょい天気予報を見ている。
本当は週末は友達が泊まりがけで遊びに来る予定だったけれど、延期になった。
お仕事関係のお客様も予定していたのに、これまた新幹線が運休するのでリスケせざるをえず。
つまり、いつもどおりの日々である。それなのに、来るはずの人たちが来ないと、なんだか妙に寂しい。
まあ、出すつもりだったご馳走の試作などをしようと思う。
そして、お客を迎える前に家をもっと片付けろという天の声だと考えることにしよう。

前々から、今日の午後に美容院の予約を入れていた。
どうかな、今のお天気は、ただどんよりしているだけだけれど……と思いつつ連絡してみると、明日は臨時休業を決めたが、今日は通常どおり営業するとのこと。
ならば、と行ってきた。
もはや髪を伸ばすことはなかろうな……と少し寂しくなりつつも、さらに短くしてきた。
私の髪は癖が強いので、何をしても結局妙な膨らみ方をして、本物のマッシュルーム、または芽キャベツ的なシルエットになる。
「ま、こればっかりはどうしようもないんで。俺みたくバキバキに刈り込めば、もっと話が簡単になりますよ。次回までに考えといてください」
長年お世話になっている美容師さんは、そう言いながらも、できるだけまとまりがいいように工夫してくれた。
9月はカタギの仕事ばかりなので、ツーブロック部分も上手に隠してもらう。
おすすめのやわらか仕上げのヘアワックスを使って、簡単にセットする方法も教わった。
うん、これならできそう。1本買ってきた。トリエの6番。
ただ、おそらくこの髪型、1ヶ月もすればまた刈り込まねばならないだろうなという感じだ。
ショートカットの問題は、そこだけ。
まめに美容院に通う厄介さからは逃れられないが、他は何もかもが楽なのでありがたい。
今の季節は、ドライヤーが爆速で手放せるのが何よりいい。

ミニトマトの収穫がそろそろ終わる。
小粒のものが多いが、最後はカラスたちへのご馳走ということで、塀の上にいつも完熟のものを選んで3粒だけ載せておく。
「門扉を汚してほしくないし、食べ頃でないものをもがないでほしい」というこちらの意図が、それだけのことで、これほど完璧にスムーズに伝わる生き物が他にいるだろうか。本当に賢い。
それなりにイタズラもするが、「それ以上はいけない」という、こちらのプンスカと絶許のボーダーを察知するのも上手い。
餌付けをするつもりはないが、今年の過酷すぎる夏を乗り越えるためのちょっとした手助けは、同じ地に暮らす隣人としてやりたいと思う。
庭に水を撒き、カエルやカタツムリたちのため、木陰に「じっとりゾーン」を確保するのと同じように、虫にも鳥にも少しばかりの差し入れをしている。

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椹野道流
こんなご時世なのでお気遣いなく、気楽に楽しんでいってください。でも、もしいただけてしまった場合は、猫と私のおやつが増えます。