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ちょいちょい書くかもしれない日記(午前は犠牲になったのだ)

朝、どうしても起き上がれず(新型コロナ後遺症でたまにある)、うあーどうしようかな、寝てたら落ち着くのはわかっているけれど、猫の朝ごはんが……と思っているうちにズブズブ寝入ってしまい、気づいたら昼前だった。
こういうときは、末の猫が特別ですよ、という顔で添い寝をしてくれる。
勿論、タダではない。美味しいフリーズドライのマグロさんが対価である。
末っ子というのは、人でも猫でもちゃっかりしている生き物なのかもしれない。

寝過ぎたことによる、うなじと腰と頭の痛みを抱えての起床だったので、週末の贅沢だからと自分自身に言い訳して、風呂に湯を張った。
ぬるめのお湯に浸かりながら水分補給をして、どうにか人心地ついて1日を始めることができる。
まあ、土曜日なので許されたい。
体調に波があることにはもう慣れたが、母に会った翌日はいつも調子が悪い。
面会しているあいだじゅう、物凄く緊張しているのだと思う。
実の親に会うだけなのに。
でも、以前のように毎日顔を合わせるわけではないからこそ、会うたびに少しずつ、私の知らない人に近づいていく母を感じ、その存在がしんどいのだ。
疎ましいとか嫌だとかではなく、ただただしんどい。
介護の形に正解はないし、母が施設に入ったことで、母だけでなく、私の心身も救われた。それは事実である。
母の命を守ってくださっている施設の方々には、誇張でも何でもなく、本気で日々、最大限に感謝している。
でも、あの誇り高い、明朗快活だった人をこんなにしてしまって、という罪悪感だけは、ずっと消えずに残るのだろうな。

午後は原稿を進めながら、ときおり目薬をさし、事務仕事をした。
アナログ仕事をしているあいだは、あまり目が疲れない。
夕方、アスパラガスの株が届いたが、さすがに今の寒波が過ぎてからの植え付けにしたい。
箱を開封して、書庫に入れておいた。家の中で、いちばん室温が低めで安定している場所だ。
アスパラガスはとにかく肥料を貪欲に食べてしまうので、まずはレイズドベッドの土をうんと豊かにするところから始めよう。
実はずっと地植えにしていたアスパラガスがあったのだが、さすがに寿命を迎えつつあったし、植木屋さんに「ここは邪魔だから」と真っ直ぐなNGを喰らったので、新しい株をレイズドベッドに植え直すことにした。
あとは、耐寒性がなるべく強い柑橘を1本、どこかにドサクサで植えたい。

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椹野道流
こんなご時世なのでお気遣いなく、気楽に楽しんでいってください。でも、もしいただけてしまった場合は、猫と私のおやつが増えます。