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ちょいちょい書くかもしれない日記(ミポリン)

銀行でお金を下ろそうとしたら、1台しかないATMに不具合が出ていた。
それを行員に知らせたら、私が何か不適切な操作をしたのではないかと疑われ、一時、店内に留め置かれて、たいへん不本意だった。
「本日、通帳とハンコをご持参いただけましたか? それでしたら窓口でお手続きいたしますが」
と言われたが、普通に「ATMでお金を下ろそうと思っただけの人間が、そんなものをわざわざ持参するわけがないでしょうが」である。
私がATMに触れてもいないことは、監視カメラですぐに明らかになった。
上司らしき人からお詫びをいただいたが、先日の証券会社の件もあり、けっこうわかりやすく落ち込んだ。
私はそんなに疑われるようなことをした覚えもないし、そういう出で立ちであるとも思わないんですけど……としょんぼり訴えたら、「お客様でなくても、たとえデヴィ夫人でも、この場合、店内でお待ちいただき、状況確認をする決まりですので」と言われた。
どこから出てきた、デヴィ夫人。言いたいことは何となくわからんでもないが。
しょげたまま、他の用事を済ませて帰宅し、夕方までヤケ寝をしてやろう、でもその前にメールチェックはしておこうと思ってPCを立ち上げたら、目に飛び込んできたのは、中山美穂さんの訃報だった。
最後にテレビでお見かけしたのは、春先の格付けチェックだっただろうか。
華やかなまま、美しく歳を重ねていく方なのだろうなと思っていたので、とても驚いた。
同年代の訃報は、当然ながら子供時代からずっと一定数あったわけだが、何だか中途半端な年齢である今、これまでになく心に刺さった。
ある程度、色んなことをやってきて。
浅い深いの差はあれど、それなりに何かに爪痕は残してきて。
でもこれからも挑戦したいことはあり、とはいえ体調も体力も下り坂だなあ、衰えてきたなあ、と実感してもいて。
そんな複雑な日々をしなやかに泳ぎ渡っておられた方が、驚くほど突然、この世界を去ってしまわれたことが、何とも言えず寂しくはある。
どうぞ安らかに、と願う。

かつてお仕事をご一緒したマンガ家さんが、収穫したての瑞々しいカリフラワーをたくさん送ってくださって、あまりにも嬉しくて、ポタージュスープとフライにした。
カリフラワーは、粉チーズ入りのパン粉の衣をつけて揚げると、本当に香ばしくて美味しいのだ。
スパイスソルトをかけて、ほくほくといただいた。
さつまいももいただいたので、温度管理をきちんとして、お正月のきんとんを作りたい。
でもその前に、芋粥と豚汁も作りたいな。

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椹野道流
こんなご時世なのでお気遣いなく、気楽に楽しんでいってください。でも、もしいただけてしまった場合は、猫と私のおやつが増えます。