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ちょいちょい書くかもしれない日記(ベリーベリードライアイ)

昨夜は、スマホがびろびろと不気味な音を立て始め、次いでもたらされた地震のニュースに胸がざわついた。
阪神淡路大震災から30年という節目の日を目前にしているだけに、地震のニュースには少しナーヴァスになる。
なので今朝は、猫たちのための備蓄を再度チェックした。
思いがけず猫の数が増えたので、必要な食料や猫砂の量も、想定より増えてしまった。
そこそこ備蓄はしてあるつもりだが、調べてみると、存外余裕がないものもある。
あと、猫と人、両方にとって、非常時の食生活がもたらす消化器の不調を助けてくれる強い味方、ビオフェルミン粉末の使用期限が過ぎていた。
買い直さねば。
あと、ここ数年検討していたカセットボンベを使うストーブ、屋内外で使え、天板にやかんを据えてお湯を沸かせるものが出たので、ようやく重い腰を上げて買うことにした。
猫たちがいるので、ストーブを普段使いすることはないが、いざというときに暖を取る手段は、複数持っておきたい。
昨年は何故か、とらやの詫び羊羹を受け取る機会が複数回あり、非常食としての小さな羊羹には事欠かない。あまりの数に、ちょっと笑ってしまった。非常時における私のカロリーは安泰だ。
とはいえ、少しずつ食べて、減らしていこう。

ドライアイは一進一退というところだ。
角膜には毛細血管が来ていないので、構造上、傷の治りが遅い。
それを見越して、一気に3本ずつ目薬を処方してくれたのだと思う。
ただ、目薬が触れる目頭まわりの皮膚がかぶれてしまい、少々難儀している。
あちら立てればこちらが立たずという感じ。

今日は落ち着いて仕事を……と思ったら、施設から「来てほしい」と連絡。
あああー、となりながらもすぐに向かった。
ちょっとした困りごとへの対策なのだが、確かに家族の了承を得ておいたほうがいいような用件であった。
仕事のリズムは完全に断たれたが、そんなことは何でもない。
施設にいれば、異常にいち早く介護士さんたちが気づき、対処してくださる。
体調管理も、病院へ連れていく判断も、看護師さんがしてくださる。
実家にいた頃は、私がひとりでオロオロしたり苦労したり苛立ったりしていたことを、仕事としてプロが引き受けてくれているのだ。
私は、家族としての数少ない仕事をしっかりやらねば。
母がのど飴と炭酸飲料をずっと欲しがっていたので、カロリーゼロのサイダーを何本か居室の冷蔵庫に入れ、あめやえいたろうの板あめとみつあめを差し入れした。
のどあめではないが、誤嚥しない飴といえば、そのくらいしか思いつかなかった。
美味しさは言うまでもないので、母は喜んでいた。すぐなくなりそうだな……。

そろそろ酸っぱくなりかかった刻みキムチがあったので、じゃぶじゃぶ水洗いして(からいものが本当に苦手なの)、豚肉と茄子と共にごま油で炒めた。
味付けは醤油と砂糖、オイスターソースを、味を見ながら少しずつ。
仕上げに、冷凍庫から登場した刻みネギをパラリ。
何のことはない料理だけれど、作りたてというのが何よりの値打ちである。
炊きたてのご飯と温奴を添えた。
炊飯器、家族がいたときの癖でつい何の疑問もなく5合炊きを買ってしまい、それで1合を寂しく炊いている。
それでもとても美味しく炊いてくれて、ありがたい。

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椹野道流
こんなご時世なのでお気遣いなく、気楽に楽しんでいってください。でも、もしいただけてしまった場合は、猫と私のおやつが増えます。