泣いている
大人になってから泣きたいときって、どうすればいいのかな…という、ちょっと暗い話です。
涙活とかそういうことではなく、声を張り上げて泣きたい気分のとき。
もう2週間ほど前になりますが、とても悲しい夢を見ました。子どものように大声で泣く夢。
目が覚めてから、大丈夫、あれは夢だから…と自分を落ち着けるのに必死でした。
悲しいときは、1人でシクシク泣くことが多いです。そういうときはただ泣くだけですっきりする。それくらいの悲しみで済んでいる。
でも1年に1回くらい、耐えられなくなって声を上げて泣くことがあって。
こんな声を出してしまうなんて、こんなに激しい感情を持っていたなんて…自分が怖くなって、消えてしまいたくなります。
数か月前に夫の前でそれをやってしまって、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
泣いている人が怖いのは、母や妹が感情表現を激しくするタイプで、トラウマがあるから。
それと、私だって泣きたいのにという、泣いている人を許せない気持ちがあるから。
4,5歳くらいだったと思うのですが、「いつまでも泣いていないで、泣き止もうね」と母に言われた記憶があります。お母さんに言われたことはちゃんとやらなきゃ、と思った記憶も。
泣いても頑張って我慢しなくちゃいけないんだ、感情をコントロールしないといけないんだと、次第に自分に言い聞かせるようになっていきました。
思い切り泣ける機会を自ら逃してしまったのかな。
だから、子どもの頃にもっと泣いて訴えたかったと、いまだに思ってしまうのかも。
私は、泣いている私が許せないみたい。
きっとこの先も、どうしようもなく泣きたいときが出てくるだろう。
思いもしないトラブル、裏切られたような気持ち、それに別れ。
感情が動くのは当たり前だから、別に泣いていいんだよね、泣きたいだけ。
ただ、日頃からの我慢を爆発させるような泣き方はもうしたくないな…というのが正直なところです。そういうのは小出しにしていきたい。
その、とても悲しい夢を見た翌日、ジャーナリングとして手帳5ページを埋めました。
次々に考えが浮かんできて、1時間くらい集中していました。
書き終わるとすっきりして、平常心を取り戻せました。
「書く瞑想」というだけあって、絡み合った思いを書き出すのはとっても良いことなんですね。
あの日の私の救世主です。
これからもお守りにしていこう。