完璧な他人
観ました。
韓国映画です。仲間が集う食事会で、とあることから思いがけない各々の裏の顔が見え隠れしてしまう、ほぼワンシチュエーションドラマ。
韓国映画、最近好きです。ハリウッドものですと、欧米コンプレックスが出てしまい、はるか遠いお国の出来事として現実感ないものに感じてしまいます。邦画は、逆に身近なものとして観るので、文化的な違いなとに感じるワクワクドキドキ感が少ないのです。
韓国は、お隣。顔も似通っていますが、出てくる女優さんにとても興味惹かれます。綺麗で、整ったお顔と発せられる韓国語の音がなんともミスマッチに感じる瞬間があり、それが魅力的に映るのです。あくまでも個人的感想ですが。
群像劇で、奥ゆかしさを求める日本人にはあまり無い、下ネタ的な会話を普通にしている場面も、文化の違いを感じます。
年功序列や、男尊女卑。あくまでも表面的ではありますが、セリフの端々に散りばめられています。似ている点と真逆な点。同じアジア人でありながらの違いを、私はとても興味深く感じています。
関係ないのですが、私は今大好きな有名人が三人います。YouTuberスーツさんとひろゆき氏。そしてBTSのジミン氏です。
ジミンちゃん(ファンの間ではこういう事が多いのでそう書きます)の魅力は何なのか。沼を超えて、もはや研究に入った感がありますが(笑)
容姿や表情のかわいさ、声のかわいさ以外に、やはり韓国語であるという事が大きな魅力の要素なのでは。そう強く感じています。
口を尖らす発音が多いですよね。マ行やタ行、全く詳しくないのですがムやミョ、チュやチャが多いのも一つ。耳に入る要素、すなわち言語もその人の魅力を左右する大きなフィルターだと思うのです。
この作品の最後には胸がキュンとする言葉が入れられておりました。
人には三つの生活がある。公的な生活、私的な生活、そして秘密の生活だと。
私はこのメッセージをとても好意的に捉えましたよ。皆さんはいかがですか。
「パラサイト」はじめ、近いお国でありながら、どこか異国感を感じることができる韓流作品、これからも観ていきたいと思います。