別れる決心
観ました。 (プライムビデオ配信)
さまざまな興味深いファクターがありました。
演出的にも素晴らしくて、これから許されない恋に落ちる男女が、出会って間もないのに夫婦のような生活の一場面での連携が見えたり。
抗日で讃えられる韓中の人々が多くいたりも、改めて考えさせられます。
お隣の国と言いながら、かなり欧米化された良い習慣が見えたりも。例えば、食後必ず歯を磨く習慣。今でこそ若い方々はそうされていると思いますが、日本ではまだまだ高齢者などに根付かない習慣です。口腔ケアに疎い代表の国は日本ですから。
「品はどこから来るって?」 「誇りです。」そんなセリフがとても鋭く印象に残りました。
恋愛ものといっても、<純愛>にとも取れますし、サスペンスでもあります。やはり韓国作品のそれは、単純にジャンル分けできない感じですね。「パラサイト」もそうでした。私には、<芸術作品>という区分けが一番しっくりきます。
カンヌでは、パルムドールに選ばれ、最優秀監督賞受賞された作品。
韓流はテイストが個人的にとても好きなものが多いです。
最後にスッキリ、といきませんが、まさに、「パラサイト」
と似た感情を抱きました。
色々な要素とオシャレな演出が、韓国作品は多いと思います。ひねりが散りばめられているところが好き。
そうそう。バンタンのナムさんが、この作品にSNSで触れていましたね。彼はアートに造詣が深いので、好みの作品というのも納得です。
ちなみに韓国映画は、韓国語(字幕は日本語)で観ています。ニュアンスを強く感じられるので。
機会があれば是非ご覧ください。