他者への貢献を具体化することも中々に難しいから、一旦乾杯を。2022年1月の学び。
怒涛だった1ヶ月。あっという間に1月が終わりますね。2022年みなさんはいかがお過ごしですか?たくさん旅をしてインプットがあったので、アウトプットしがてら整理をしようと思います。
今月は、ウェルビーイング、宗教、脳科学について。そして、旅好きが世の中に貢献できる「利他旅」の提案について。この記事を読んだら、自分の活動に落とし込み、自分の活動を愛する人が増えたらいいなと思うこの頃です。
今月の学び
ウェルビーイングと宗教
人間がよりよく生きる「ウェルビーイング」を深めるために、過去の歴史から人が何を求めて生きていたかを考えると宗教に行きつきました。ユダヤ、キリスト、イスラム、仏教、儒教。どれも行動規範は違えど人の幸せを願っているもの。その中でもやはり日本人に馴染みがある仏教がなんとなく合いそうな気がしたので、仏教の基本的な考え方4つを紹介。
釈迦のような苦行をして完全に仏になることを求める訳ではないのですが、結局自己だけの視点から見るのではなくて、宇宙全体からみてどうあるべきかと考える視点をいかに体得するかが大切なのかなと。そして、世の中をどう捉えるのかという視点は学ぶべきことが多い。今月はWebの記事でささっと学んだくらいなので、もう少し本腰をいれて学びを深めたい。
ウェルビーイングと脳科学
ウェルビーイングの課題は主観的に測られるということなんですね。なので、自己の評価が高かったら当然数値は上がる。ただ、今の人生がいい感じかどうかは結局主観なので、もしかしたらいいのかもと思いつつ客観的な指標についても学びたいと思い出会ったのが脳科学。
人が幸せな時に感じるホルモンは、ドーパミン、オキシトシン、セロトニンの3つがあるそう。これらはちゃんと測れる指標。そして、これらのホルモンにはちゃんと守るべき順序があるらしい。
「自己実現!!」みたいな文脈だと、どうしてもドーパミンがフォーカスされがちなんだけれど、ちゃんとセロトニン、オキシトシンの所も大切にしないといけない。そして、セロトニンの文脈からサウナとかヨガと波及していく。
ウェルビーイングと仏教と脳科学
3つをテーマにした記事があったのですがこれも面白かった。
その中でも印象に残ったのがこの1文。
最近って、どんどんコンテンツ自体が短くなっていると言われています。tiktokとかはまさにそう。音楽もアルバムじゃなくて個々の曲で聞かれれている。読書中もSNSの情報が入ってくるから断片的に。ただ、短い時間軸で考えてしまうと、利他の行為が自分に返ってくる可能性は低い。逆に時間軸を伸ばしてあげると返ってくる可能性はある。現代では、長い時間で考えてみる訓練が必要なのかもなあということを感じた記事でした。
旅での実践へ落とし込む
さて。さて。そんな概念も学びながらも実際のアクションにどうやって落とし込んでいくのかが大切なわけです。そこで最近テーマにしていることが利他旅。自分だけの旅にしない。ちゃんと旅をして何かに貢献しようと。
ただ、貢献という言葉は分かりやすいのですが、実際に何を貢献できるのかと考えるとなかなかに難しいんですね。今月は奄美と琴平に行ったのでそこで考えてみました。
1.奄美で出した答えは「現地の人に感謝を伝えること」。
2.琴平で出した答えは「良いところに気づきそれを言葉にして伝えること」。
どちらに現地の人に向けた行動です。今まで、僕の仕事は自分が旅をした魅力を伝えて新しく旅をする人を増やすということだったのですが、今回は視点を変えました。
1つ目は、コロナの関係で、奄美はあまり観光をできない状態だったのにも関わらず、受け入れてくれたことへの感謝。旅ができること自体は全然当たり前ではないから。
2つ目は、琴平に行った時に「自分たちの町なんて何もないから」と言われた時にはっとしたこと。僕も地元新潟の話になると「新潟なんて何も無いよ〜」と言ってしまうのですが、ずっと地元にいると分からない。ただ、友達がきた時に「新潟のご飯美味しいね。日本酒美味しいね」と言われたときはやはり嬉しかった。
旅をする側の役割として、地元の人たちがきづいていない魅了を見つけ伝えることに価値があるのではと思いました。そして、褒められて地域の方たちもいい気持ちになり、地域に誇りを持てる。さらに、褒められたことを客観的に見る視点を得れば、自分たちをどう見せたらいいのかというマーケティング視点を得るようになって、観光商品の作り方、見せ方も変わっていくのでいい循環が生まれるのでは?ということを考えています。
その他、今月から始まったPOOLO3期のレポートはこちら。
最後にオススメの本を紹介して今月は終わり。
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