![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/167371804/rectangle_large_type_2_0c50a28eeabb789508aa9b07489314d9.jpg?width=1200)
『流れる虹のマインドフルネス: 変性意識と進化するアウェアネス』松井 雄著を読んで 初感
とても興味深い本だった。
何度か読み直そうと思う。
これまでは、クリシュナムルテイが言うように、自我の働きをあるがままに見まもり、経過することで、自我の閉塞したエネルギー回路を超越し、精神に本来のエネルギーの流れが回復するというざっくりとした直感と理解であったが、その構造、作用を、より精緻に表現している本であった。
僕は「身体」は、意識が本来の開放的な状態に回復するには非常に重要なもの、機会と感じていて「心と身体は同じものの別の現れ」であり、身体のエネルギーの流動性の回復=意識の流動性の回復という感じを確信しているが、それと同じようなことが書かれていて興味深かった。
特に、顕在意識(自我)と無意識の成り立ちや、自身の受け入れられないものを逃避、排除、投影するシャドー(影)と自我の関係(成り立ち)は目から鱗だった。
その他、膝を打つ箇所が何度もあったが、この方はゲシュタルト療法をベースに心理ワークをしておられる心理療法家のようで、リアルな臨床経験から立ち上がる言葉の迫力が凄まじい。
この方は、YouTubeのチャンネルやホームページ、noteにもアカウントがあるようなので、これからちょくちょく訪問して学ばせていただこうと思っている。
↓↓