「感じていること」の自覚を維持する
意識や体は、感じようとしなくとも、既に感じている。
目を開けば、見ようとしなくとも景色は見え、
聞こうとしなくとも音は聞こえ、呼吸は自発的に起き、それ自体を感覚し、何かに触れれば触感、温感があり、思考を見ようとしなくとも思考していること自体に気づけるし、同じように、感情も感じようとしなくともそれに気づける。
つまり、ありとあらゆる外部感覚や、思考感情などの内部感覚は、それを感じようとするかしないかの意図に関わらず、既に即座に感じているわけで、その「自然に起きている感覚」自体の自覚をいかにキープするが要点。
ある特定の感覚に集中するのではなく、感覚の取捨選択ではなく、快不快、喜怒哀楽、想い、身心の反応など、起きてくるありとあらゆるものをそのままに自覚し、そのプロセス自体に委ね、それと共に在ること。
内部に存在するあらゆるエネルギーに気づきが隅々まで浸透が進むよう見守ること。
これが、とっちらかった断片エネルギーの回収、統合、正常化であり、浄化、整え、瞑想とも言えるし、これ無しにはどうしようもない。