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自分の感情の扱いをロジック・ブランチしてみた
教育のためのTOC Advent Calendar 2022 1日目の記事です。今年もこの季節がきました。他の方の記事が楽しみです。
望まないアドバイスをされて、イーーッ!と腹が立つことがありました。
ただ一方で、腹が立ったままというのもしんどかったりします。
そんなとき、無意識に教育のためのTOCのロジック・ブランチの考え方を利用して、感情や行動を変えられないか?と考えていることがあるように思います。
人に話したところ、話を聞きながら実際にロジック・ブランチにしてもらえたのが面白かったので、紹介します。
![](https://assets.st-note.com/img/1669898225984-P0Ui87cjPQ.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1669475027956-hY8uoqGfzS.png?width=1200)
※このとき「嫌なことならスルーしてもいいのに、それはしないんだね」というフィードバックが面白かったです。
(確かにその箱がないと、「腹が立つ」の後がつながらないのでしょう)
きっかけ
Facebookにしょーもない失敗談を書いたとき、そのコメントで「え、なんで○○しないの?」と言われてイラッとしたことがありました。
(細かく書くとバレるので、ふわっとした表現になりますが)
放っておけばいいのですが、こんな感じで悶々と思い出し続けてしまいます。つくづく損な性格なのです。
こんなことで腹を立てていることすら歯痒い
でもなんか気になってしまう
勢い余って喧嘩腰のコメントを返してしまうのも嫌
でもなんか気になってしまう
2通りの結果を考えた
こんな感情をどうにかしたくて考えたことは
「なんならもう、言われたとおりに一度やってみたらどうだろう?」ということでした。
そしてそのとき「実際にそれをやったら、わたしはどう感じるか?」と、行動後の感情を2パターン想像していました。
![](https://assets.st-note.com/img/1669463803141-lxi1sbx0pS.png)
想像してみると
「やってみた結果どっちに転んだとしても、わたしは損はしなさそうだ」と思えました。ある意味都合よく考えられ、溜飲が下がったのでした。
そのアドバイスに従って、自分にとって良い結果になれば、それはそれでラッキーじゃん?
そのアドバイスに従って、自分にとって良い結果にならなければ、わたしはそのアドバイスを正当に却下できるし、もうイライラも正当化していいよね!
仮説のとおりにやってみた
興味深かったのは、この後アドバイスどおりにやってみたところ、ラッキーの方の結果、とても有意義な結果を得られたのです。
そのアドバイスに従うと、同じ失敗を取り返すコスト(時間や労力)が今までよりも小さく済むとわかった
そのアドバイスの行動を無意識に排除していた理由が、誤りだったと確認できた(自分の思い込みだった)
この(嫌味な)アドバイスに従ったことで、自分にとっての新たな・発見につながったのでした。
せっかくなので、友人に書いてもらったロジック・ブランチ全体を声に出して読んで確認して、自分でもう一度書き直してみました。
![](https://assets.st-note.com/img/1669474583856-uDzSNg7wZ8.png?width=1200)
ブラックな一面を逆に利用する
今回仮説の中に、自分のブラックな一面も登場しました。
良い性格とは言えないし、ロジック・ブランチの良い使い方ではないかもしれませんが、結果的には気持ちを切り替えられたことは大きかったです。
自分で自分の感情をコントロールできた。
そして「もし似たようなネガティブな反応をしかねないときには、同じように捉えてみよう」と自分の中に小さな成功体験ができました。
ちなみに聞き手の人からは、
「腹が立つシリーズ笑」
「自分のトリセツを書いているような感じだね」と言われました。
なんかデジャヴ感があるなと思ったら、たぶんこれですね。
以前のアドベントカレンダー記事も晒しておきますね。