離婚して初めてリラックスできる居場所ができた〜キロンと土星の課題が終わったと思えた瞬間〜
久しぶりに週末帰省していた
息子を、アパートまで
送って行った時のことです。
割と自信家の彼なのだけれど
「自分にとっては
子育てって、何より難しく思える。
自分たち兄弟が
すごくいい子たちだとは
別に言わないけど
こうやってそれぞれが個性的に
好きな道を選べるよう
育ててもらって、
あなたはもう何より立派な功績を
この世に残しましたよ」
とか言いだしたので
偉そうだったけど、
とても嬉しかった。
生まれた時のわたしのホロスコープには
幼少期の家庭環境が厳しかったり
家庭に安らぎを感じられない環境
というのが、あらわれているらしい。
4ハウスにキロンと土星とリリスも3つ。
そして、それが課題。
わざわざそう言う環境を選んで
それを克服し
還元していこうとして
生まれて来ているらしいのです。
本当にその通り、
子どもの頃の父は
超厳格で個性的、
善ではあるけれど独善的
しかも、いつ
かんしゃくが破裂するかわからない人でした。
母はといえば、
父を尊敬してのことだろうけれど、
疑うことも逆らうことも全くない
信者のような、悪くいえば意見のない人。
恵まれていた面もあったけれど
常に上からの圧で押されていた子ども時代。
自分の意見を言うとか
反抗や反発なんて
少なくとも家の中では
考えたこともありませんでした。
結婚して自由な家庭を築きたかったけれど
また違った意味で
ストイックで厳しい暮らしを
することになりました。
8年前、そんな「家庭」から離れて
初めて
自分が心からリラックスできる
居場所ができました。
ただ、心配だったのが
土星やキロンの課題克服です。
結局家庭の中で問題を解決して
課題を克服することができなかった、
ちゃんとした(!)家庭を
成功させることができなかった、
そんな気持ちだったからです。
もしかしたら、今世でこの課題は
克服できなかったのではないかしら。
もう一度、やり直さなくてはならないの?
これからその傷や
コンプレックスを活かして、
世の中に還元していかなくては
ならないのに!
そんな心配をしていました。
けれど
4人の子どもたちが宝物で
彼らとと過ごした日々が宝物で
それというのも圧だらけで育ってきたから
そうでない子育てをしたかったから。
一人一人の毎日を
やりたいことをやりたいように
それこそ生まれる時間から生まれ方まで
学校に行くか行かないかも
どんな道に進むのかも
できれば本人の好きなように
やらせてあげたかったからです。
そう思えたのは
あまり自由ではなかった
自分のそれまでを
創ってくれた環境のおかげです。
最初に書いた息子の言葉で
わたしのコンプレックスは
もうかなり還元したんだ‥
直接世間の人々には還元していなくても
子どもたちがこれから出会う人々に
還元されていけばそれでいいし
少なくとも
課題を何も成していないわけではないんだ
と初めて思えた今日でした。