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転職エージェントからの紹介案件

住んでみたかった憧れの地方の街も、こと仕事探しとなるとかなり厳しく、
起業の才能もない、となると東京に戻るしか選択肢がないという結論にいたるわけです。

かなり気持ちも焦っていたので、自分が譲れないと思っていたことよりも、優先してしまった条件があった

それは・・・
東京へ帰るための引越し代を出して欲しい

Linkedinや企業の求人サイトに掲載していない案件や、自分だったら検討しない業種のポジションも前回エージェントにコンタクトした際に紹介され、選択肢を増やしたかったため、エージェントにも問い合わせてみた。

本腰を入れて探し始めてから、すぐに決まるかと思っていたが、なかなか決まらず、ちょっと焦りもでてきたころに某エージェントからLinkedin経由で「あなたにぴったりなポジションを紹介したい」とメッセージが入った。

それはコンサルティングファームのポジションだった。
総合系コンサルティングファームで、いわゆるビッグ4と呼ばれるところだった。コンサル経験なんてないし、なんで私なんだろう?と不思議に思ったが、話を聞いてみることにしたが、しかし何度説明を聞いても、まったくビジネスモデルがわからなかった。どうやってお金を稼ぐんですか?に対しても「稼がなくていいんです」というので、ますます混乱をした。

コンサルのポジションではなく、 ファームの中のベンチャー企業的な企画と想像してください。そのチームが運用するファシリティの運用のオペレーションマネージャーです。

だから何をするんですか?がいまいちわからない、でも「あなたのような経歴の人を探しているので」と言われると、そこまで、あなたはピッタリだというのならば、とりあえずインタビューを受けてみようと思った。

最初はフランス人のマネージャー、次はそのチームのリーダーであるイギリス人のパートナーとのインタビュー、最後はイタリア人のパートナーとのインタビューの計3名だったが、やっぱり、彼らのビジネスの目的が見えてこなかった、が、相手は私を気に入ってくれたように感じたのは伝わった。

その間に、リクルーティング会社の若い女性から、毎日毎日メールで「決まったら入社しますか?」の確認メールが来て、無視すると電話がくるしつこさだった。彼らは成功報酬で仕事しているので、私を紹介できたら紹介手数料が渡る、その若い女性も必死だったのだろう。

前に案件を紹介してくれた外資系リクルーティングエージェントの担当は私に対してさまざまな情報をくれたり、インタビューの前にも傾向と対策を伝授してくれたり、「サポート」してくれつつ、一緒にそのポジションを取れるようチームとなって動いてくれていた。結果として最終的に採用に至らなかったが、彼女のサポートには感謝をしていた。だが、この若い女性は「入りますか?他の会社とは面接してますか?」しか聞いてこないことにイラッとした。

そのコンサルティングファームから採用したいという返事がきました、お気持ちどうですか?と連絡がきた際「あなたではなく、あなたの上司と話をしたい」と返した。

「何も有益な情報もサポートもしてこないのに、入社の意思確認は毎日毎日してきて、リクルーターの仕事ってなんなんですか?」とめんどくさい質問をしてみたのは、「この仕事で本当にいいのか。。」でも、早く東京に戻りたいし、引越し代を払ってくれるという条件の良さで決めようとしていた自分に、なんとも言えない苛立ちを感じていたことを相手に対してぶつけてしまっていたように、今は感じている。

転職エージェントもあの会社がいいとかここは最悪とか話は聞くが
一般的によい点は:

1. 選択肢が増える(表にでていない案件や、自分が思ってもみなかった業界)
2. インタビューに備えての傾向や対策などをアドバイスしてくれる人もいる。
3. 金銭的な交渉を自分に代わってしてくれる。

結局のところ、担当との相性や担当がどんな仕事のやり方をするかの違いも大きいと思う。私は外資系に強い会社2社と、日本企業も含めて幅広く扱う1社の3つとやりとりをしたが、比較的よくコミニケーションをとれていた外資系の女性は、異業種に転職をしてしまった。
なので、私は特に懇意にしている転職エージェントはいない。Linkedinで何名かつながっているエージェントもいるが、彼らとは一度も話もしたこともないし、話をしてもそれっきりだったりする。

そして、私は今後は2度と転職エージェントは使わないと考えている。
なぜならば・・・続く



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