これからの「意思表明」について
今日で12日から開催されていた「Flag of the West 2020」も最終日です。
「Flag of the West 」とは
「Flag of the West 」は、広島市立大学の在学生や卒業生、修了生の発表活動を支援すべく、日本画研究室のある教授の想いから2016年に始まったアートプロジェクトで、地方大学である広島市立大学出身の作家達が意思表明の旗を掲げるごとく、都内各地で展覧会を開催するというものでした。
その後は隔年での開催をしていましたが、今年は特殊な状況下での開催でした。出品者は地方在住のメンバーがほとんどで現地に行くことが出来なかったり、来場者数も限られてしまったりと、色んなことが例年通りではありませんでした。
この状況下での展覧会から思うこと
都市部での展覧会開催というメリットが、今年は様子を変えてしまっていると思いました。
それは都市部で開催するメリットである、多くの人の目に触れるという部分が期待できなくなったことが大きいのではないかと。
都市部のメリットと、地方でのデメリットという価値観自体が変化していると感じました。
今後ますます価値観の変化が起こり得る中、やはりSNSやリモートでの活動というのはこれからはスタンダードになっていくのでしょうね。
長年SNS恐怖症だった私が、何か発信しなければ!と思ったのは、この大きな変革のうねりを無視出来なかったからでもあります。
絵は描けるけど、昔から言葉で表現するのが得意ではないのですが、いまは言葉にして初めて気がつくこともあると感じます。
なので自分の為にも少しずつでも、思いや気づきを言葉にしていこうと思います。
これからはどんなに苦手でもSNSなどに旗を掲げて自分を示していくことが必要ですね。自分改革です!
Flag of the West 2020「 其々の景色 -広島市立大学選抜作家による日本画展- 」
会期: 2020.8.12(wed)-24(mon)最終日17時まで
会場: 新宿髙島屋10階 美術画廊
出品作家: 大橋智、山本志帆、田村美智子、峯石まどか、田頭礼華、松岡円香