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「年をとると1年が短くなる」って本当なのか? 2023年にわたしがした100のこと。

「年をとると1年が短くなる」。みなさん、一度は聞いたことがあり、実際に実感している人も多いのではないでしょうか?

この現象は、「ジャネーの法則」といわれるそうです。

主観的に記憶される年月の長さは年少者にはより長く、年長者にはより短く評価されるという現象を心理学的に説明した。
簡単に言えば、生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢に反比例すると主張したものである。
例えば、50歳の人間にとって1年の長さは人生の50分の1ほどであるが、5歳の人間にとっては5分の1に相当する。よって、50歳の人間にとっての10年間は5歳の人間にとっての1年間に当たり、50歳の人間の10日が5歳の人間の1日に当たることになる。

Wikipedia「ジャネーの法則」

上記のように、相対的な時間の長さが原因で短く感じるというのが一般的に言われていることですが、一方で、年をとると新しい経験をしなくなることが原因ではないかとも言われています。人は新しいことをするとその経験が強く印象に残るため時間が長く感じるそうです。

ということで、2023年、新しいことを100個するという目標を掲げました。これで1年は長くなるのだろうか?と疑問を抱きながら。

結果から言うと、今年1年めちゃくちゃ長かったです。去年よりも圧倒的に。すごくないですか?

しかも、ただ1年が長かっただけではなくて、やってよかったなと思うことがいくつもありました。

このnoteでは、1年を通してわたしがした100個のことを大公開し、なんでやってよかったのかを話してみたいと思います。


この記事は、フィードフォースグループのアドベントカレンダー15日目の記事です。

昨日は、FRACTA社 美里さんによる「Shopifyの思い出 〜黎明期から見る進化〜」でした。

2018年にShopifyに出会い、魅力に惹かれ、ともにお仕事をされてきた美里さん。わたしがShopifyに出会ったのは2022年なので4年も早くから携われています。

黎明期からShopifyの可能性を信じて、Shopifyを理解し、広めようとしてくれた人がいるから、今の進化があると思うと感謝しかありません。わたしもShopifyの冒険者として、これからお仕事していこうと思います!


初めてした100個のことを大公開します

「初めてのことを100個する」と決めましたが、年の始めに何をするか100個決めたわけではなく、その時々で新しいことを選択して、最終的に100個達成するという方式にしました。

ただ、新しい本を読んだなど、なんでもかんでも初めてのことをしたらOKとしたらズルいなと思い、下記の条件をクリアすればOKとしました。

  • 目的を持って取り組んだこと。

  • 自分自身で意思決定をしたこと。

  • 仕事など多少の強制力が働くものに関しては、今後の人生に大きな影響を与えるとだろうと感じたこと。

では、わたしが2023年に実施した100個のことを大公開します!!!
※個人を特定されそうなことは非公開にしています。

1月〜8月にしたこと
9月〜12月にしたこと(追い込みかけている)

ところどころあまい部分があるのはお許しください(笑)

ちなみに、12月15日時点であと3個残っていますが、多分終わるだろうと思っています。多分…。なんとしても終わらせます…。

先述の通り、100個(97個ですがわかりやすいように100個とします)新しいことをしたことで、1年がとても長く充実した年になりました。人生でトップ3には入るぐらい楽しい年でした。

これだけでも十分よかったのですが、他にもやってよかったなと思うことがいくつかあります。ここからは、新しいことをして何を得たのか、実際のエピソードと一緒にお話します。

行きつけのバーができて、人と出会い、さまざまなお話を聞くことができた。

1人でバーに行く。社会人になって一度はやってみたいと思っていた目標をこの機会にチャレンジしました。

といっても、バレーボールサークルのメンバーとよく行く家の近くのバー。店員さんも顔馴染みのそのバーは、まるで友達の家みたいな居心地のよさがあるカジュアルな場所です。

そんなバーなので、1人で行くと店員さんが「1人?珍しいね、いらっしゃい」と温かく迎えてくれて、話し相手になってくれました。すると、同じカウンターに座ってる常連さんにも話を振ってくれて、そこからどんどん話が膨れて…。

初めて1人で行った日、思ってた以上にめちゃくちゃ楽しかったのを覚えています。

コーヒー豆から作ってくれる本気のカルーアミルク。おいしい。

そこからよく1人で行くようになり、たくさんの出会いがありました。行くたびに初めて会う人がいて、いろんなお仕事されてるいろんな年代の人と話して。時にはバンドしてる人に出会ってしっかりそのバンドの推しになったり。

たまたまゴルフをしてる話をすると、地域の方々が参加するゴルフコンペに誘っていただくこともありました。新しいことなら何でもやってみる心意気なので、知らない人だらけだけど参加して、そしたら、そこでもたくさんの人と出会って。

初めての人とお話すると、こんなお仕事されてるんだ!とか、こんな人生歩まれてるんだ!とか、すべてが新鮮に感じます。それがとっても楽しいのです。

社会人になると、なかなか同じ業界の人としか出会うきっかけってないので、こうやってさまざまな人と出会えるようになったのはとてもよかったなと思いました。

他にも、ビジネスイベントにとにかく参加しまくったり、社会人サークルに参加したりと、新しいことをしないといけないという思いから行動したことによって、たくさんの人との出会いがありました

今年1年で出会ってお話いただき、わたしのことを覚えてくださったみなさん、ありがとうございました!来年もよろしくお願いします。

旅行をすることで自分の好きを知ることができた。

新しいことをたくさんするためには、知らない土地に行くのが手っ取り早い。今年はとにかくたくさん旅行に行きました。

仙台、長野、京都、北海道、沖縄、熊本、ハワイ。おかげでマイルがたくさん貯まりました(笑)

旅行なんて非日常なんだから楽しいに決まってますよね、全部めちゃくちゃ楽しかったです。

でも、楽しいにもいろんな種類があって、特に何が好きなのかがわかりました。

綺麗な海ももちろん好きですが、北海道の富良野や熊本の阿蘇のような広大な自然のほうが一生見てられるぐらい感動するなとか、現地の美味しいご飯やお酒を飲む時間が1番ワクワクするなとか、その土地の歴史とか地理的な話に興味がわくなとか。

阿蘇の大自然。阿蘇はいいぞ。

楽しいことしかない旅行の中で、特に好きだなぁと感じることってきっとめちゃくちゃ好きなことなんだと思います。

恥ずかしながら、わたしはこんなシンプルな自分の「好き」さえ言語化できてなかったので、これらの旅行を通して知れたことは大きな収穫でした。食への感心が非常に大きいので、定期的に美味しいものを食べに行くことが人生を豊かに過ごすために必要だなと思ったり。

あと、旅行にいったら、その土地出身の方と話が盛り上がったり、人との話のネタができるのはとてもよいなと思います。とりあえず、近いうちに全都道府県は制覇しようと思いました。

生き方の選択肢が増えて、未来への安心感がうまれた。

新しいことをするということは、当たり前ですが自分の知らないことを知ることができます。
 
新しい人と出会うと、自分の知らない世界の話を聞いて、たくさんの学びを得ることができます。

そうすると、「こんな人生があるのか」、「こんな風に生きるのもありだな」と、自分の生き方の選択肢が増えます

わたしは小さい頃から母から「選択肢を増やしなさい」という教育を受けて育ちました。勉強をする理由も、進学する学校の選択肢を増やすため、仕事の選択肢を増やすためと言われていて、そして、その選択肢の中から何を選ぶかは自分の責任とされてました。

当時は、言われるがままに勉強をがんばって、得た選択肢の中から自分で選択してきましたが、大人になった今、選択肢が多くて自分で選べることは人生を豊かにすると気づきました

初めてウェディングフォトも撮らせていただいた。

選択肢が多いとより自分の好きなことを選べますし、今の選択が間違っていると気づいたときに他の選択肢を選べるから、今の選択に安心してフルコミットできます。

すると将来への安心感が生まれて、今を全力で楽しく生きることができます。だから、人生が楽しく豊かものになるのです。

お母さん、良い教育をしてくれてありがとう。

今回の新しいことを100するチャレンジを通して、たくさん新しいものを知り、たくさん新しい人に出会って、世界が広がりました。

そして、自分自身のことを知り、どんな選択をすると自分の好きなことに近づけるのかがわかってきました。

きっと年を重ねるごとに誰もが体験することだと思いますが、早い段階で気づくことができたことは本当によかったなと思います。

お金は減ります。でも、若いうちの投資は経験になると信じて来年も挑戦したい。

というわけで、1年で新しいことを100個してみると、1年が長く感じるだけではなく、人と出会い、自分を知り、未来への安心感が生まれるというメリットがあることがわかりました。

ただし、当たり前ですがお金がとてつもなく減ります(笑)お金がない…という精神的負担は結構あるかもしれないです。

ただ、わたしはグループ会社の社長が新卒研修の時に言ってくれた、

「貯金なんてするな、若いうちにたくさん経験をしなさい。経験はいずれ複利的に働く」(※意訳)

という言葉を人生の指針にしています。20代のうちはお金を惜しまず、毎年新しいことをたくさん経験しようと思います。

みなさんも、2024年は新しいことにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?


明日は、株式会社フィードフォースの人事・金井さんが、育休から復帰されてからのお話をしてくださいます! 2児のお母さん、めちゃくちゃ子育て大変だと思いますが、どうやって両立しているのかわたしもすごく気になるので楽しみです!


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