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1054/1096【質問回答】思い込みに気づいても変われない/息子の世話焼きがやめられない

吾輩は怠け者である。しかしこの怠け者は、毎日何かを継続できる自分になりたいと夢見てしまった。夢見てしまったからには、己の夢を叶えようと決めた。3年間・1096日の毎日投稿を自分に誓って、今日で1054日。
※本題の前に、まずは怠け者が『毎日投稿』に挑戦するにあたっての日々の心境をレポートしています。その下の点線以下が本日の話題です

1054日目。ものすごい暑さで、存在しているだけで大変だ。とにかく、とくに身体の弱っている人や、お腹に赤ちゃんがいる人や小さな子の世話をしている人などが少しでも楽でいられると良いが…それから、野生動物たちは大丈夫だろうか…この気温をものともせずに、元気でいてくれれば良いな…

こういうときは、自分の元気に集中しよう!!
なにかべつのものの元気を願うときは自分の元気に集中して、自分のなにかを願うときは他のものにそれを与えるとよいのって、いい法則だ。

わたしはこれを最後まで続けられるといいなと思って、なにかを継続しようとしている人に心から尊敬と応援を送ってきた。恥ずかしながらわたしは、自分が毎日投稿を始めるまでは、これまで継続というものに着目したこともなかった。だから、そういう人に目を留めることがなかった。

だから、なにかをコツコツと続ける人に目を向けるのは、非常に新鮮な感覚だった。すげえ!!かっけえ!!!と純粋に思ったし、その面でまったく経験のない自分が情けなく、目の前に万里の長城よりも長い道のりが横たわっているように思えた。

でも、この他者に対する応援の心や尊敬心は、ここまで続けるのにほんとうに助けとなった。憧れと純粋な思いのパワーってすごい。なにかに憧れることができるひとは、たくさんのパワーを秘めている。

あと42日。がんばろう。体調を崩しすぎないように、心身共に元気でいよう。みなさんも、どうか夏を生き延びてね。夏の目標は、生き延びること。冬の目標も、生き延びること。生き延びたら拍手!!今日もありがとう!

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本日は2つのご質問に回答しますよ。

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思い込みがわかっても、人の癖はなかなか取れませんよね。頭でわかっただけでは、なかなか変わることができません。

ではどうすればいいのかと言うと、”その思い込みが解除されたならするであろうこと”を、行動で反復することです。これまでとは違った行動をとる。それを途中でやめてしまったりすると、またもとに戻ってしまいます。

思い込みがわかったのに元に戻ってしまうというのは、こういうことです。たとえば、今までカレーだと思って食べていたものが、実はカレー味のウンコだとわかったとします。それで、わ!!これウンコだったんかい!!となっても、ついついカレーの香りがしてくると、ウンコだったとわかっているのに食べてしまう、ってことなんですよね。頭でわかっても、味に病みつきになっちゃっているのです。本気でわかっていないとも言えます。

まず、この場合の”思い込みが解けたらするであろうこと”ってなんですか。
そのウンコ、捨てますよね。。。食べないです。トイレに流しますよね。そしてもう、入手しないようにします。レストランなら注文もしないし、スーパーなら買わないし、くれる人がいるならもらわないようにしますよね。なんとしても避けますよね。これをするってことです。だってウンコだもん。

行動に出すということは、たとえばいつもそれをくれる人に、要らないと言ってみるわけです。でもまたくれる。要らないと言ってみる。またくれる。いい加減頭にきて、「もう二度ともってこないで!」と言ってみる。相手に「なんでよ!」と訊かれて、「だってあれウンコなんでしょ!」と言い返してみる。そしたら「え!なんでわかったの!?」と言われ、「マジなんだね…」と言ってみたら、「そうだよ!!美味しいって言ってたじゃん、気づかないお前がおかしいよ!」と言われたとします。「本当にウンコなの?」と最後にもう一度訊いてみると、「作る過程見る?」と言われる。怖いもの見たさで見てみる。はい。もういよいよ本気で食べられなくなりますよね。

行動すると、状況が展開していきます。そして、本当に思い込みから抜けていけるわけです。でも、行動し続けなければ、前の状態をずるずると引きずってしまうのです。

なので、あなたに足りないのは、”思い込みが解けたらするであろう行動”を、これまでの流れに逆らってやること。やり続けること。状況が展開して、自分が本当に変化についていくまで、行動で自分を引っ張り続けること。その意思が足りないのだと思いますよ。

思い込みが解けたことによって変化した自分を想像し、それによるメリットをもっと明確に意識してみてください。それが見えないと、行動し続ける動機が弱いですよね。あなたはどうなりたいのでしょうか?それを感じ取ってみてください。あまり深刻にならないで、このチャレンジを楽しむのです。面白い機会ですよ。心理遊びの一環にしてみてね。

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息子さんたちを信頼して、ほうっておきたい。どうすればできるか。これも上のご質問と同じように、行動でそうしてください。これを、いきなりに楽々とやれるようになる魔法ってないのです。

信頼してなにも言わずにいるのは大変ですよね、辛いですよね。だから、なんとか楽にやれる方法はないかと相談する人がとても多いのですが、本当の回答はとてもつまらないものです。笑

でも、行動でしか変わらないのは確かです。やるしかないんです。自転車に乗りたい。でも転びたくない。どうしたらこんな状態から抜け出せますか。ということと同じです。乗るしかないんですね。

あなたの心と身体はつながっていて、あなたはこれまでのあなたの行動パターンに安心しています。いわゆる、慣れているということです。これを誰かに一発で変えてもらうということはできません。そうできれば便利ですが、身体の癖のようなものなので、そうはいかないものなのです。

何度も、何度も、今これだけは言わないで黙って様子を見てみよう。というふうに、試すことです。今宿題をやらなかったらどうなるのかは、自分が一番良くわかっているだろうと考えて信頼してみようとする。お母さんがいないとなにもできない人にしちゃダメだな、と考えて自分を鼓舞する。彼らが自分で自分の道や力を発見する機会まで奪ってはいけないなと考えて強くなる。

これをやろうとすると、「ほらね!やっぱりダメだった!」ということがたくさん起こります。これまでの信念を証明する証拠が、嫌というほどでてきます。すると多くの人が、そこで諦めてしまうのです。

でも「なんでこんなに私が世話しなくちゃいけないの?」というあなたの声が、あなたにとっての本音ですよね。この声を尊重するのが大切です。

本当はあなたにとって、世話をするしないが問題なわけではないはずです。ただただ放置をしたいのではなく、子どもがどんな在り方のときも味方をし、理解をし、信頼と愛を示して”安心したい”のだと思うのです。
嫌なのは、自分の”不安感”のはずです。これは、ちょっとずつ行動して安心要素を増やしていく以外になく、近道や便利な魔法がありません。

ひとつヒントにしてほしいのは、あなたがあなた自身を監視することをやめられず、あなた自身を信頼していないということ。自分自身についてもいろいろと、不信感により縛っていることがあるはずです。そこをちょっと勇気を出して変えてみるのです。あなたは自分自身について、これができなきゃダメ、あれをサボったらダメ、自由にさせたらろくでもないから監視と管理を徹底しなくちゃ!と思っていませんか。

そこを緩める行動をとって、試行錯誤して続けてみてください。そして、緩めても大丈夫だった、そうしたら意外な自分を知った、それでも愛された、許された、意外な力を発見した、という経験をすること。これがあなたにとって最大の説得力を持ちます。

息子さんたちを信頼して監視をぐっと堪えることは良きチャレンジです。思い通りにならなくたって、愛は変わらないという発見ができるとよいですね。それと同時に、ご自身についても新たな見方をしてみるいいチャンスです。きっとあなたを思い切り解放してくれる、豊かな経験が待っていますよ!!がんばってー!!

さて、今日はここまで。

それではまた、明日ね。


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菅 美智恵 (壇珠-たんじゅ-)
毎日無料で書いておりますが、お布施を送っていただくと本当に喜びます。愛と感謝の念を送りつけます。(笑)