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829/1096【お正月】毎夜の別れを、今といつかの満足のために

吾輩は怠け者である。
しかしこの怠け者は、毎日何かを継続できる自分になりたいと夢見てしまった。夢見てしまったからには、己の夢を叶えようと決めた。3年間・1096日の毎日投稿を自分に誓って、今日で829日。

(この毎日投稿では、まず初めに「怠け者が『毎日投稿』に挑戦する」にあたって、日々の心境の変化をレポートしています。そのあと点線の下から「本日の話題」が入っているので、レポートを読みたくないお方は、点線まで飛ばしておくんなましね。)

829日目。皆さま、新年あけましておめでとうございます!2021年の始まりですね!昨年中は読者さまに大変お世話になりました。コメントやメッセージなど、各SNSを通して応援をいただくとともに、サポートをくださったお方には、本当に大きな感動と励みをいただきました。心より御礼申し上げます。

今年、皆さまはどんな年にしたいですか。わたしは今年、まず個人的な目標として「適切な距離を置く」ということに取り組んでみようと思います。不要だと感じるものや、気持ちの乗らないものと、距離を調整したりときには断つことによって心地よいと感じる距離を置き、心地よく生活することにチャレンジしてみようと思っています。

それから、お仕事を通してより創作的なものを生み出すこと、これまで以上に他者や動物や地球環境への貢献による喜びを知る年にしたいと思います。小さくとも、善いことができたら嬉しいです。こんな自分が、このような目標をもつだけですでに照れくさいくらい嬉しいです。頑張っぞ!!

この三年の毎日投稿も、今年の9月25日でゴールを迎えます。それまで力を尽くしきって書いて、気分良く終えたいと思っています。

皆さまの、心晴れ晴れとした、幸多き一年を心よりお祈り申し上げます。
優しく温かく、ウキウキと過ごすことができますように。
本年も何卒よろしくお願いいたします。

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今日は元旦ですから、『一年の計は元旦にあり』ということで、その年の目標に思いを馳せて過ごされる方も多いことと思います。それはとても良いことですよね!元旦でないと、なかなか心機一転して気持ちを入れ替える機会がないものですよね。

けれども、このお正月の時期にぜひチャレンジしてみていただきたいことがあります。それは、その日一日のことだけをやり切って、明日から先のことはまったく考えずに、その日一日に尽くし切る日をもつということ。

元旦の過ごし方は、一年間の縮図でもあります。一日一日を心残りなくやり切って終えることで、一年間を切りよく心残りなく過ごすことができます。
それはその人の一生の縮図でもあるのです。毎日をなんとなくやり切らずに終える人、「やり残しは明日に回せばいいや」という思いで終える人は、人生を終えるときにも同じような気持ちで終えることでしょう。

毎日を心残りなく終えるということの難しさ。これを本当にやろうと思ってみると、その奥深さがわかります。とても難しいことです。

夜寝床について、「ああ、自分は今日このまま死んだとしても心残りはないな。朝目が覚めなくとも、ここでこの世とお別れだとしても、無念なることはなにもない」と思いながら眠ることができたら、あなたは真の賢者です。

こうして眠りにつこうとすることに、お正月の時期に挑戦してみてほしいのです。お正月のお休みで日常のルーティンから解放されている人が多く、かつお正月は一年の方向づけをするときだからです。

やってみると多くの人が「後悔なく眠るどころか、心残りだらけだ!」と感じることと思います。そして、日中の活動時間にもふと思い出すようになってきます。なにかを選ぼうとするときにも、「夜眠る段に、より”後悔のないように”するには、今自分はどちらを選ぶべきだろうか」と、そんな考えがよぎるようになってくるのです。これは、わたしたちにとってものすごく良い影響です。

わたしたちは、日々の生活でついつい「明日があるからいいや」という思いで放置するものを積み重ねてしまいます。すると、その次の日もまずもって同じような感覚で生き、同じように終えるのですね。

わたしは仕事柄、「覚醒したい」「悟りを得たい」「目覚めを体験したい」という人と出会うことが多いのですが、そのためにヨガをしたりそのために瞑想をしたりそのためになにかをするのではなく、いちばんやるべきことはわたしたちが目の前に持っているその人の現実において、夜眠るときに「今死んでも悔いはない」と思えるほどに「今」に生き、「今」を扱い切ることです。それなしには、その人に例えば一瞥体験があったとしても、まったく意味のないものとなってしまいます。心残りと気がかりと後悔とがどっさりあるままでは、なにを得ても仕方のないことではないでしょうか。

後悔なく、毎晩死んでも良いと思って安らかに眠りにつく。そのためには、今取り組んでいるもののうち無駄だとわかっていることをやめたり、我慢して付き合っている人と離れたり、やってみたいことを後回しにせずに体験してみたり、大切な人に今思いを伝えたり、会いたい人に会いに行ったり、愛する人への執着を見直したりなど、できることがたくさん浮かんできます。それらに向かってみることは、スピリチュアル的な面においても、なによりも大切なことです。

だから、まずは、今日一日を後悔なく生ききることを、少しずつ始めてみましょう!!夜眠るときに、「今から死ぬのだとしても心残りはない」というこの上なく安らかな思いで眠りにつけるように。

するとやがて、わたしたちがどこまで頑張ったとしても「心残り」を完全に消すことはできないのだという気付きに出会います。そこから、その心残りのない感覚は、わたしたちが自ら起こす納得と決定によって起こる理解なのだとわかります。「決める」ことの大切さを自然と覚ることが起こってきます。すんばらしいことですね!

一年の計をしっかり立てたあとは、逆に明日のことを忘れて今日に夢中になり、今日に恋をしましょう。今日の自分を満足させてこその、一年の満足、一生の満足です。

というわけで今日は、おすすめのお正月の過ごし方について、わたしの観点をシェアしてみました。良いお正月をお過ごしくださいね!!

愛するみなさんの2021年が、これまでで最高の年となりますように。
優しさに包まれて、どうか嬉しく過ごしてください。わたしたちは、生きた人間ひとりという、とんでもないものを預かった意識体です。休むことなく心臓を動かしてあなたのために生きるその生命を、どうぞ精一杯最大限に思いやってあげてくださいね。あなたの宇宙におけるすべての事象はあなたとの完全なるコラボレーションですから、あなたの喜びが、なにより地球と神さまの喜ぶことですね。

健気で愛らしく、純粋で、可愛らしいわれら人類が、より一層幸せに暮らせますように。可愛いみなさんへ。愛を込めて。

それではまた、明日ね!!


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菅 美智恵 (壇珠-たんじゅ-)
毎日無料で書いておりますが、お布施を送っていただくと本当に喜びます。愛と感謝の念を送りつけます。(笑)