いびつな日米関係、ゆがんだ三権分立… 約70年前の「砂川事件」が出発点だった 日本の司法は事実上米軍に握られている
【いびつな日米関係、ゆがんだ三権分立… 約70年前の「砂川事件」が出発点だった #日本の司法は事実上米軍に握られている 】
1957年、旧米軍立川基地の拡張計画に反対する市民が警察らと衝突した「砂川事件」が起きた。
いびつな日米同盟。東京都立川市砂川。
まだまだ戦後の日本で、米軍立川基地の拡張計画に反対するデモの中、立川基地に立ち入ったとして、拡張計画反対のデモ参加者が日米安全保障条約に基づく罪で起訴されたが、一審で東京地裁は被告の日本人7人を「米軍駐留は憲法に違反する」として無罪を言い渡した。(伊達判決)
https://worldjpn.net/documents/texts/JPSC/19590330.O1J.html
一審判決の判決文
だがその後、高裁を飛び越し最高裁へ。
そして最高裁は有名な「高度の政治性を有する問題は、司法判断になじまない」として一審判決を破棄し、有罪が確定した。
https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=55816
最高裁判決文
その後、2008年に最高裁判決前に当時の田中耕太郎・最高裁長官とあの“ダグラス・マッカーサー(GHQ最高司令官)”駐日大使が密談をしている公文書が米国国立公文書館で発見され、マッカーサーが当時の最高裁長官の田中耕太郎氏に圧力を加えたとも言われ、最高裁で被告の日本人の有罪が確定した、との見方が有力であった。
その公文書が発見され、当時有罪判決を受けた土屋源太郎さんが「当時の裁判は公平な裁判だったのか」と、改めて問う今後の日本にとって、注目の裁判の判決が、2024年1月15日に行われました。
結果は…
元被告の土屋源太郎さんらの請求を「当時の最高裁長官(田中耕太郎)の行為に違法性は認められない」と請求を棄却しました。
未だ日本は米軍に支配され、三権分立すらもまともに機能していないのは言うまでもないでしょう。
日本はいつまでも“従順な属国”として未来永劫、米国の尻尾にしがみつき、骨の髄まで搾り取られてしまうのでしょうか?
それとも“未来の為に”と今こそ大人が本気で立ち上がるのでしょうか?
私たちが日米合同委員会抗議街宣を行う数週間前に、この砂川事件が当時の人たちとまた脚光を浴びるのに、何か運命じみたものを感じるのは自分だけでしょうか。
先人たちがまだまだ本気で闘っているのに、私たちが黙っているわけにはいきません。
先人たちが闘っているのに“諸悪の根源”である「日本国憲法すらも飛び越える」日米合同委員会に声をあげないわけにはいきません!
2月1日(木)午前10:30〜 #ニュー山王米軍センター (#ニュー山王ホテル)
#日米合同委員会 廃止抗議街宣!
右も左も集まれ!!
#みちばた から声をあげよう!!!