【大晦日のご挨拶】地域再生は「稼ぐ」
【大晦日のご挨拶】
皆さま、2024年も残りわずかとなりました。
この1年、温かいご支援とご協力をいただき、心より感謝申し上げます。
河内長野市が進める大型プロジェクトを推進し、河内長野市の課題解決をしていきます。
特に、大阪南部高速道路の早期事業化は、交通利便性の向上だけでなく、防災対策や地域経済の発展に欠かせないものであり、引き続き実現を目指してまいります。また、堺アクセス道路の整備促進にも注力し、地域の活性化を推進してまいります。
さらに、河内長野市の中心市街地である河内長野駅前、千代田駅前、三日市町駅前の活性化に加え、外環状線沿いの高向・上原地区を「人・モノ」が集まる新たなエリアとするための取り組みを進めています。この地域は、商業や物流、住環境の新しい拠点としてのポテンシャルを持つ重要なエリアであり、地域全体の発展を後押しする柱となるよう力を注いでまいります。
また、南花台中央公園整備事業（UR南花台集約跡地を有効活用した公園整備）についても、地域住民の憩いの場としてだけでなく、防災拠点やイベント開催地としても活用できる多機能な公園の実現を目指して取り組んでおります。この事業を通じて、地域全体の魅力向上と暮らしやすさの向上に寄与してまいります。
さらに、統廃合された府立長野北高校の跡地活用についても、地域に新たな価値を提供する場としての活用を検討しています。教育、福祉、防災など多方面での利活用を通じて、地域社会の発展に貢献できる具体策を進めてまいります。
地域再生は「稼ぐ」が起点です。地域経済の循環を促進し、所得を地域内で回す仕組みを構築することで、持続可能で活力ある地域づくりを進めてまいります。地元企業や産業を活性化し、地域住民がその恩恵を享受できるよう、経済的な好循環を生み出していくことを目指します。
また、「人々の交流から生まれる効果を目に見える形にしたい」という思いのもと、人々をつなげ、地域と地域を結び、地域の未来を実りあるものにする取り組みを進めています。交流を通じた新たな価値の創出を目指し、活気あるコミュニティを形成してまいります。
自治会活動やまちづくり協議会の支援にも力を注いでおります。地域住民同士のつながりを深め、地域の課題解決や魅力あるまちづくりを進めるための活動を支援することで、地域全体の活力向上に寄与してまいります。住民一人ひとりの声を大切にし、共に未来を築く取り組みを進めてまいります。
さらに、大阪府立高校の今後のあり方についても、現状と課題を見据えながら議論を進めています。少子化や地域の教育ニーズの変化に対応するため、府立高校の役割や教育環境の在り方を再検討し、質の高い教育を提供できるよう取り組んでまいります。教育は未来を担う子どもたちへの最大の投資であり、全力で取り組むべき課題です。
加えて、近畿大学病院が2025年11月に大阪府堺市の泉ケ丘へ移転する予定です。この移転は、地域医療の充実を目指す重要な取り組みであり、南大阪地域の医療アクセス向上や地域医療を支える基盤強化に大きく寄与するものと期待されています。地域住民が安心して暮らせる医療環境の実現に向け、引き続き力を尽くしてまいります。
また、児童虐待や不登校といった子どもたちを取り巻く課題にも全力で取り組んでおります。児童虐待の早期発見と支援体制の強化、不登校児童への適切な教育機会の提供を進めることで、すべての子どもたちが安全で安心して生活できる環境を整えていきます。未来を担う子どもたちが希望を持って成長できる社会の実現を目指し、努めてまいります。
さらに、持続可能な公共交通を確保し、地域の足を支える取り組みも進めています。高齢化や人口減少が進む中、地域住民の日常生活を支える公共交通の維持と利便性向上は、地域の活力を保つ上で不可欠です。これからも、地域の声を踏まえた政策を進め、誰もが安心して利用できる公共交通の実現を目指してまいります。
これからも地域の皆さまの声をしっかりと府政に届けながら、河内長野市と大阪のさらなる発展に尽力してまいります。新しい年が、皆さまにとって素晴らしい1年となりますよう心よりお祈り申し上げます。どうぞ良いお年をお迎えください！
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