”痛み”の原因を放置すると悪化の一途だし、直感と決断は早いに越したことはない。
痛い。とにかく痛い。
軽い風邪も相まって、頭痛がひどくなった月曜日。薬でごまかしていたけれど、岩のように固くなった肩もどうにかしたい。
ということで、先日インスタでSOSを出したところ、たくさんの肩こり解消法をお寄せいただきました✨(ありがとう)
すると、寄せられるのは「肩以外のところに目を向けて」というアドバイス。
え?肩じゃなくて?
試しに鎖骨下を軽くさすってみると、「いっったぁぁぁぁぁ…!!!!」
激痛。本当に軽くさすっているだけなのに。
筋はつながっているからね、なんて頭でわかっているのに、実際自分ごとになると視野が狭くなる(肩しか気にしなくなる)し、ここに爆弾(原因)を抱えているなんて、夢にも思わない。
これ、体の不調だけにいえることじゃないなって感じています。
違和感に鈍感になろうとする現代人
ざわっとした違和感や、チクッと感じる心の痛みに、
「鈍感になってでも進まなければ」と、ムチ打つ日々を過ごしたり、
「これは楽しいんだ。自分のためになってるんだ。」と、周りの雰囲気で自分を染め上げようとしたり。
見て見ぬふりをすればするほど、原因は深く根をはります。
今は変化の波が激しすぎます。
変化の波が「本当の波」だとしましょう。
たいていの人は、どんなに波に乗ろう、追い付こう、と海へ出ても、いったん岸に戻って波を見守る傍観者になるか、タイミングや装備を間違えておぼれるか。
1人でなんとかなる、と意気込めばなおさら、「海を知らない人」にとっては命取りです。
では、「一緒に船に乗ろう」と声をかけてくれた人と乗った船に違和感を感じたら?
乗り続けるのも降りるのも、タイミングを間違えれば命取り。自分の気持ちと先行きの見えない不安で、判断する、ということ自体がとっても大変。
それでも一つだけ分かるのは、「早ければ早い方がいい」ということ。
沖へ出れば出るほど海は深くなるし、よくわかんない海洋生物もうじゃうじゃ。危険がいっぱいです。
早めに海に飛び込めば、ワンチャン泳いで岸にたどりつけるかもしれません。
「ここにいたら安全だし」
「船には私だけじゃないし」
「波のことを知らないなら知っている人について行った方がいいし」
「ここは私の頑張りどころだから」
違和感に「鈍感になろう」とする理由は、いくらでも挙げられるんです。
でも、「直感」に心を向けない限り、「誰かの船に乗った人生」でしか船を進めることはできません。
”痛み”に気づけるのは自分だけ
なんの話だっけ?って思ってきている人もいますかね。
「肩が痛くて困ってる」って話です。(え)
壮大に考えたり、別の事象に置き換えるのが好きなんです。もう少しお付き合いくださいね←
直感、という言葉をつかいました。
直感、私はとても大事にしています。
進んだ高校を決めたのも、オープンキャンパスに行ったときの空気感でした。
今の職業にすすんだのも、高校二年生のときにみた「13歳のハローワーク」で、そのだけ光って見えたから。
二度目ですが、直感、大事なんです。
だからこそ、違和感や痛みにも「直感的に」感じ取れるような私でいたい。
たくさんのまわり道や失敗を繰り返す中で、私自身たくさんの「他人」に助けられてきました。「直感」だけで進んできたわけではもちろんありません。
ただ、その「他人」を頼ろうとするとき。
自分の声に気づけるのは私しかいないんです。
頼ることも忘れずに
肩の痛みも乗り込んだ船も。
感じ取った「違和感」を放置せずに、ちゃんと「診て」もらおう。
直感だけ信じて、ずっと岩を砕こうとしていたって、ただただ消耗するだけ。岩は固すぎてくだけないからね。
原因は別のところにあるかもね、という視点をもって、遠くから船をみている「誰か」を頼ってみてね。
離れた関係性の人だからこそ、冷静な視点で診てくれるはず。
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乗り込んだ船を降りるとき、罪悪感で胸がつぶれそうでした。
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