それって思い込みかも。食事の固定観念。
冷蔵庫なし、電子レンジなし、炊飯器なし、テレビなし、ベッドなしで暮らしているミニマリストです。
家にある家電は洗濯機とヒーターとドライヤーのみ。
それでも十分快適に生活してます。
キッチン家電がないので外食だらけかというとそうではなく、ほぼ毎日自炊してます。
使っているのはキャンプ用品のクッカー、折り畳みのまな板、ペティナイフ。
この3つがあればお米の炊飯から汁物、煮物、焼き物、ほとんどの調理ができます。
ここまで時間をかけて少しずつ手放し、自分にとって最高に心地よい生活を手に入れました。
もちろん突然こんな生活になったわけではなく、徐々にモノを少なくしていきました。
たくさんの断捨離をしてきて思うのは、モノを手放すことは自分の思い込みを手放すことだということ。
例えば、
「スーパーで買ったものは冷蔵庫で保管しないといけない」
多くの人が意識するまでもなく、そう思っていると思います。
でも、これはまったくそうではなくて、
納豆や豆腐は常温で2〜3日持つし、卵と根菜類は5日は大丈夫。
わかめ、干し椎茸、ひじきなどの乾物は期間なんて気にしなくていい。
お米、味噌、醤油はもちろん常温で保存できるし、
肉は食べないので、魚が食べたくなったらその日の分だけ買えばいい。
こうやって各食材の特性や自分の食事のスタイルを見極める過程で、冷蔵庫の存在を徐々に小さくしていきました。
そのサイズの変遷は、270L→126L→冷凍庫なし73L→冷蔵庫なし。
2025年になって冷蔵庫が普及する前の昭和初期の生活。
我ながら面白いなと思います。
もちろん、現代はいつでもどこでも食べ物が手に入るし、それがいつも新鮮であることが私の生活を成り立たせてくれています。
だからこそ、別に冷蔵庫に頼る必要はないという結論に至りました。
何かを手放すと必ず新しい世界が広がります。
新しい価値観を手に入れることができます。
これからの時代って自分だけの価値観を探求するというか見つけていく作業が一番重要なんだと思うんです。
その過程は本当に刺激的でワクワクします。
皆さんはどんな価値観を大事にしてますか?
それって思い込みかも。
少し疑ってみると新しい世界に出会えるかもしれません。
とりあえず、一人暮らしにはキャンプ用品が最高です。