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自分の変化にいちばん気づかないのは自分自身

実は私、この1年ほどで3kgちょっと太ったんです。転職してからの3年間で5kg。理由は不規則な食生活と運動不足のWパンチ。さらに加齢で基礎代謝も落ち、ちょっとやそっとでは痩せません。ジムに行き始めたきっかけも最初はダイエットが目的でした。

退職してからはジムに行く頻度が増えましたがあまり変化がなく、パーソナルトレーニングを追加。食生活も見直し、プロテインなどのサプリメントも積極的に取り入れましたが、なかなか変化が感じられませんでした。

ビフォーアフターの写真を見ても自分では変化がわからない

パーソナルトレーニングを始めたのは5月下旬。ボクシングエクササイズのジムには2月から通っていましたが在職中は週末に一度行くくらいの頻度で、自分自身でも身体の重さを感じていました。

パーソナルトレーニングを始めてから2週間後。トレーニング初日に撮った写真と同じ服装・同じ場所で撮った写真を比較しましたが、目立つのはたるんだ二の腕や背中。私にはあまり変化は感じられませんでした。トレーナーさんはあきらかに変わっているといいながら、変化を感じられないという私のことは否定することなく、大丈夫という言葉をかけてくれました。

一方、定期的にお世話になっている鍼の先生は私がパーソナルトレーニングを始める少し前くらいから「筋肉がつきましたね」「締まってきましたね」と言ってくれていました。その先生に2週間のビフォーアフターの写真を見せたところ「全然ちがうじゃないですか!これだけ変わってるのにわからないの?ほんとに!?」と驚いた様子。

さらにトレーナーさんが参考モニターとしてSNSに掲載した私の後ろ姿の写真には私の知らない人から「すごく変わった」というコメントがついており、その反応をみてはじめて自分の身体が変わりつつあるということを知りました。

数字に変化がないから余計に自信がない

私が自分の身体の変化に鈍感なのは今に始まったことではないのですが、ダイエット目的のため毎日計測する体重も体脂肪率もほとんど変化がないことも、何も変わらないと思う理由の一つです。

言われてみれば、おなかまわりや背中が多少すっきりした気もします。しかしながら体重が変わらない。食生活を変え、カロリーを抑えてプロテインなどサプリメントも摂っているのに変わらない。体重が変わらないだけなら筋肉が増えたと考えることもできますが、体脂肪率も変わらない。トレーナーさんからは、数字はあくまでも目安だから気にしないほうが良いと言われるものの、それでもやはり気になります。

数字がすべてではないと言いつつ、やはりわかりやすいのは数字。その数字を凌駕するほどの変化があれば自分でも納得できますが、それほどの実感はありません。なんとなく身体が締まってきたような気もするものの、スタミナ不足や筋力不足を実感することの方が多く、自信にはなかなかつながりませんでした。

「なんとなく」を確信に変えることがだいじ

パーソナルトレーニングを始めて3週間。ボクシングエクササイズも6月はほど毎日通い詰め(やりすぎ)少しずつ筋肉の使い方がわかってきたような感じがしています。

トレーナーさんには、ダイエット目的だけでなく筋肉の使い方、出力を上げるトレーニングも教えてもらうようになりました。筋肉を強化するトレーニングと、速く走ったり高く跳んだりする出力を上げるトレーニングは根本的に違うそうです。私の場合は目指すところが動きやすさ・身軽さなので、ここで実感が得られるといいなと思っています。

ふと、今年のゴールデンウィークに買ったデニムのパンツを一度も履いていないことに気づいて履いてみたところ、かなりゆとりができていました。ウエストだけでなく、全体的になんとなく大きい。これはさすがに「変わった」と言っていいのではないかと初めて思った瞬間でした。

ダイエットに限らず、自分自身の成長や変化はなかなか自分では気づきにくいという人は私だけではないはず。変化に気づくために記録をとるわけですが、その記録すら変化がないと自信をなくしてしまいがちです。そんなときは「自分がいちばん変化に気づきやすそうなこと」を基準に比較してみるとモチベーションを保つことができそうです。

それにしても私の場合、体重はともかく体脂肪率くらいは少しは落ちてくれないかな。史上最高値を叩き出したまま、下がってくれないんですよね…

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