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Restart
移住6年目を迎えた2020年春、ここからが私達にとってのRestart。
2週間のお休みの後、4月から新しい仕事に就く相方。5年と4か月、無茶苦茶な会社の中で、もう無理、絶対無理、といいながら、これまで本当によく頑張った。
移住にあたって、私には、自分が、ここでの生活の基盤を作るから、その間に、ゆっくりとここで出来ること、やりたいことの方向性を作ってください、とそう云ってくれていた相方。その生活の基盤を、根底からゆるがしてくれたのが今までの会社だった。時間とお金と、そして、何より、その仕事に対して、決してなくしてはいけない誇りとプライドを持ってやってきたことを、根こそぎ奪っていった。これはありえない。これは、もう絶対にNoだと。このままこの会社に居続けることは、それを認めるということ。到底自分にはそれは認められない。だから、ここにはいられない。そして、今までよりもっといい一年にする、今年は、そういう年にするんだ、そんな強い意志を持って、昨年末から、新しい職探しに取り組んできた相方。昨日が、これまでの仕事の最終出勤日でした。
移住を決めてから移住まで、そして、昨日まで。本当に大変なことの連続だった。しんどいことの連続だった。でも、この場所が気に入って、周りの人達にも温かく受け入れてもらって、今までなんとかやってくることが出来た。移住という大変な作業を、二人、共同作業で乗り越えてきた。一人では決して出来なかったこと。二人だからこそ、乗り越えられた。そしてその経験は、自分にとってはかけがえのない、とても大切な宝物。
結婚は、ゴールではなく、スタートってよく言われるけど、本当にそうだなって思う。結婚して、一緒に暮らすようになって、色々な経験を重ねていく中で、色々な出来事をお互いに共有していく中で、少しずつ、夫婦になっていくんだなって思う。
どうしたら、そんなにいつまでも仲良しでいられるんですか?ってよく聞かれるのだけれど、出会って、縁があって、夫婦になって、仲良くなかったら、逆にもったいないじゃない?ってよく答えている。
ひとつだけ、ハッキリ、言えることがあるとしたら、言葉に出していつも「ありがとう」ということ。それだけは、お互いに必ずやっていること。日常のほんの些細なことでも、やってもらって当たり前ではなく、やってくれたら、「ありがとう」と声に出して伝える。自分が云ってもらって嬉しい言葉は、声に出して伝える。それもでも、結婚して最初からだったわけではない。いつからなのかもよく覚えていないのだけれど。そして、やがてそれは、夫婦に限らず、自分の親や兄弟、友人、職場の人、周り中に広がっていった。
脳は、一人称、二人称を区別できない。だから、自分が吐いた言葉というのは、結局自分自身にかえってくる。「ありがとう」と他者に使うことは、自分が「ありがとう」と言ってもらっているのと同じと脳は捉える。
「ありがとう」と誰かにいうことで、一番癒されているのは、実は自分自身だったりする。それを教えてくれたのはあなただった。
おなじように、他者に対して罵倒する言葉を使えば、脳は、自分がそれを云われていると思ってしまう。怒りの言葉は、だれも救わない。汚い言葉を使っていれば、それは最終的に自分自身に返ってくる。だから、自分が吐き出す言葉には気を付ける。それだけで、自分の身の周りに起こる出来事は変わってくる。それが、時に、奇跡と云われる出来事をも起こしてくれる、と思っている。そんな奇跡をいくつも起こして、移住が実現して、今がある。
まだまだこれからも、私達の挑戦は続いていく。
一旦ここで仕切り直して、これからまた新たなる始まり。
Re start.
あなたと一緒でよかった、あなたに出会えてよかった、と心からそう感じている2020年春。
気の早いソメイヨシノが開花していました。
風が強すぎて、望遠でズームアップしてみたけれど、ブレブレ量産、この1枚がやっとでした。
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