Michelle

街歩き|一人旅|ドライブ|看板|日々の記録

Michelle

街歩き|一人旅|ドライブ|看板|日々の記録

マガジン

  • フィリピン留学

    フィリピン留学の体験談をまとめています。

  • 日常

    Michael Tanの日常を綴っています。

  • 仕事いろいろ

    いろんな仕事について

  • 自己紹介

    Michael Tanのことがざっくり分かるマガジンです。

最近の記事

初めての集団生活

空港で乗り込んだ送迎車。中では既に3人の日本人が待機していた。 「初めまして、よろしくお願いします」と簡単に挨拶を交わす。 年齢も出身地もバラバラだったが、やはり留学をしようと決意するのは休学か卒業のタイミングの大学生か、社会人経験をある程度積んだ20代半ばが多いのだなという印象だった。 空港から学校までは30分とかからない距離であったが、なんせ初めての土地と初めましての人達。 スローモーションで異国の景色が流れていくようだったが、日差しを遮るためにきついスモークガラスの

    • 異国の空気

      出発当日の朝。 私は当時、成田市在住で、空港までは10分とかからない距離であったが、それでも4時過ぎには起きて準備を始めていた。 数日前からアパートの片づけを手伝いに来てくれた母と、見送りのため、前日仕事帰りに駆けつけてくれた姉と、女3人水入らずのひと時を過ごした。 空港に着くと、病院時代の同期2人も駆けつけてくれ、たった3ヶ月の留学なのに、随分と大層な見送りになってしまった。 だが内心は、みんなが自分の選択を応援してくれているのが嬉しかった。 出国ゲートの列に並び、一

      • 留学のこと、少しずつ書いていきます。

        早くも社会人3年目。 私は新卒で入った病院を1年で辞めてしまったが、もう同期は一人前の看護師としてバリバリ働いていることだろう。 実は社会人2年目の昨年、3ヶ月ほど語学留学に行っていた。 行き先は南国フィリピン。 始めは半ば辛い仕事から逃げ出す言い訳にしていたが、退職宣言をして2週間もしないうちに、あっという間に留学の日程を決めてしまっていた。 我ながら行動力の高さに驚くばかりだ。 そんなこんなで新卒で入った病院を退職した半年後、無事に3ヶ月の留学をスタートさせた。

        • 桜を求めて 〜福島県広野町〜

          今回の旅の目的は桜をめぐること。 1年とちょっと前、病院を退職し、束の間の休暇。 ここのところ引越しなどで忙しく、久しぶりに遠出をする。 天気もいいし、折角ならばと国道6号を少し外れ、まずは海岸線沿いの県道を走る。 東北太平洋側は大きな堤防が多く、 海を眺められる道は希少だ。 福島に入り、いわきを通り過ぎると、12年前のまま時が止まっている光景が目に入る。 6号に戻ると桜街道が始まり、川縁の桜までもが満開だ。 公園には、小田和正さん「その日が来るまで」プロジェク

        初めての集団生活

        マガジン

        • フィリピン留学
          3本
        • 日常
          3本
        • 仕事いろいろ
          0本
        • 自己紹介
          0本

        記事

          初めての横溝正史と活版印刷

          およそ1年半前だったか、上京してきた母と共にはじめて神保町を訪れた。 母とは趣味がよく合う。 その日は午前中に上野にて「兵馬俑展」を観覧した。 その流れから中国文明の話題で持ちきりになり、「いつか西安に本物の兵馬俑を見に行こう」と契りを交わした。 母が元気なうちに親孝行できたらと思う。 この町で私は、1956年刊行の京劇の本を買い、母は以前日本で開催された兵馬俑展のガイドブックを購入した。 そんなこんなでさまざまな書店を周り、他にも世界の航空博物館の本や、小説なん

          初めての横溝正史と活版印刷

          景色をカメラに収める理由

          私がカメラを初めて買ったのは、コロナ禍が始まったばかりの2020年3月のことだ。 私自身はいまだ初心者と思っているが、すでに3年以上が経ち、もはや初心者とは言えない。 きっかけは「飛行機を撮りたい」。 幼いころ、祖父母や両親によく近くの空港に連れて行ってもらったものだ(ただ、初めて飛行機に乗ったのは中学2年生の修学旅行の時である)。 大学入学後も立地に恵まれ、よく空きコマに最寄りの空港に行っては展望台や滑走路そばの芝生で飛行機を眺めていた。 ・・・と、飛行機の話は長くなる

          景色をカメラに収める理由