【映画 ビューティフル・マインド】 超名作...!
※以下ネタバレを含みます。
胸にグサグサ刺さる映画を見ちゃいました。
『ビューティフル・マインド』。
タイトルと、評判が良いことは知っていたけど、内容に関する事前情報は全くなしで観はじめました。そしたら、主人公がゲーム理論で有名なジョン・ナッシュであることを知り、まずちょっとテンションアップ。
ですが、チャールズが実在しないとわかったところで衝撃を受け、そして、見終わったあとは放心状態...。いやー、すごい映画だ。
統合失調症に悩まされている遠めの親戚がいたので、ナッシュの苦しむ様子はかなりグサグサきました。
幻覚や妄想によって自分の中でストーリーができちゃうところとか、副作用が辛くて薬を飲みたがらないところとか、異様なようすの部屋とか、入院を拒否して強制入院を示唆されるシーンとか、全部リアルすぎだよ...。そして、ラッセル・クロウの演技、すごすぎだよ...。
自分はその親戚と直接的なやりとりはありませんでしたが、ほぼほぼ同じような話を聞いたことがありました。そんなこともあり、ちょっと心臓に悪かったけど、それを上まわるほど、映画の出来が素晴らしかったです。
良いシーンはたくさんあったけど、一つあげるとすれば、ナッシュが晩年、図書館で若者に「何か食事を食ったか?」と聞くところ。このセリフは、ナッシュが昔図書館でチャールズに言われたセリフなのだけど、それを今はナッシュが言う立場になっているという時間経過と、ナッシュがチャールズの存在を受け入れながら生きているのをあらわす良いシーンだったなと。
でもこの映画の1番の主役は妻のアリシアだよな...とか思いつつもここでは語り尽くせなさそうなので、やめときます。
とにかく、色んな人におすすめできるザ・名作映画でした。
関係ないけどゲーム理論はとても面白いので、そのうち解説動画作りたいと思ってます。
おしまい。
みっちゃん