私のヒストリー「よく死ななかったよね」な半生
死にたくなるような人生をひっくり返し、
今は幸せになっている私ですが、
そもそもなんでそんな人生になったのか
ここで、私の半生を振り返りながら、書いてみます
ちなみに、私の自己紹介はこちらです
家庭不和
そもそも、私が私の人生をとんでもないものにしていったのは、「家庭不和」が出発点といってもいいかもしれません。
私の家族は、両親、私、9歳下の妹。
父は今で言うモラハラ、DV気質。パチンコ依存。借金まみれ。
そんな父に怯える母。
とにかくお金がなくて、両親は年中ケンカ。
今日は何も起きないだろ類型にか。
今日は静かに寝れるだろうか。
家に帰るのが怖くて仕方がなかった毎日。
正直、私の幼少期からの記憶には、それしかありません。
最終的には、両親は離婚、母と私と妹の3人で最低限の荷物だけ持って、逃げるように引っ越しをするという形で家族は壊れました。
男への依存
大学生の時、両親から逃げたいと思い、当時交際していた11歳年上のオジサンのところに入り浸っていました。
逃げたら楽になる
好きな人と一緒にいたら幸せになれる
なんて夢を見て。
でも結局、何も満たされませんでした。
(父から得られない愛情を、年上男性から得ようとしてたんですよね。相手、普通のオジサンでしたから)
このオジサンとの交際中、2度の妊娠、中絶。
「なんで私はがりこんな目に遭うの?」
「誰も幸せにしてくれない」
そんな風にひねくれて、自分も周りも傷つけてばかりでした。
スピにどハマリ
さらに、2011 年に母がガンで亡くなったことが引き金になり、喪失感、無力感、自己否定でメンタルが不安定に。
付き合っていたオジサンとも別れ、
「幸せになりたい」
「愛されたい」
そんな願いから、スピリチュアルにハマっていき、様々なセミナー通いをするように。
お給料もほとんどをセミナーに使い、有休取ってまでセミナーに通い詰めていました。
でも、どんなセミナーに通っても、
「幸せじゃない」
「まだ足りない」
「もっと自分を変えないといけない」
と満たされることはなく、どんどんどんどんハマっていくのでした。
借金、そして自己破産
そうして、セミナージプシーして作った借金は600万円。
(事業とかやってるわけでもなく、個人でここまでの額の借金ができるんだ…と思っています、今でも)
その時には死んでもいいと思って、誰にも何も言わずに仕事(公務員)を退職していたので、いよいよ返済ができなくなり、2018年に自己破産。
(自己破産するにも1年かかりましたが…ただ、借金絡みの電話とか手紙がなくなって、少しだけ楽に感じました、ぶっちゃけ)
自己破産することを決める直前までは、そんな自分が情けなくて許せなくて、本当にもう死んでいいと思っていました。
でも、本当にもうどうしようもない。自己破産するしかない。
幸せになりたくていろいろやったのに、どうにもならない。
その事実を突きつけられ、やっと現実を見ることができたという…。
死んでも楽だけど、それもしたくないという思いも、心の奥底にはありました。
なので、向き合って、受け入れて、自分で決めて。
「あぁ、私の人生、終わったな」
自己破産するんです。任意整理でも、個人再生でもなく。
だから、そう思ってました。
でも、人生まだ終わってませんでした。
その後に起きた変化
自己破産することを決めてから、自己破産してから、私の中で何かが吹っ切れました。
(ちなみにこの時、いろいろやってきたスピリチュアルのメソッドやツールの中で、唯一救われたと思えたのが、アクセス・バーズです)
何がどう吹っ切れたのか。
自己破産のするまでは、まだひねくれた開き直りって感じでしたが、自己破産してからはまた変わりました。
「自己破産しても生きられる」
クレジットカード作れません
ローン組めません
やや不便ではありますが、生活できてます
白い目で見られるかもしれない
自分から言わなければバレません
(周りに官報みてる人いたらわかりませんが)
「あぁ、大丈夫じゃん」
いろいろ不安で、恐れていたけど、大丈夫でした。そこに気がついて、「大丈夫」が腑に落ちた
そんな感じです。
そうしたら、なんかあれよあれよと変わっていったんです。
① 見た目
ブクブク太って40〜50代のオバサンに見えていたのが、マイナス27kg。
(今は、食べづわりからの体重増加、そして産後太りが戻りません 笑)
② 恋愛
自己破産当時に付き合っていた人にフラレた翌々日くらいに、今の旦那さんとなる人と親しくなりました。
付き合うようになってから、自己破産したことをカミングアウト。
金額を聞いて「すごいね〜」って軽く言いながら、否定することなく聞いていてくれました。
(相手からも、「学生の時に警察にお世話になったことがあるよ」というカミングアウトと共に。
正直、気が抜けましたけど、それにものすごく救われました)
この人との間にもいろいろありましたが、今は私の旦那さんとなって、そして1児のパパになっています。
③ 父との関係
「父のせいで母が死んだ。父のせいで不幸だ。」
すべてを父のせいにして、父が憎かったんですが、父を悪者にしていた母からの影響が大きかったことに気がついた私。
旦那さんとは結婚する半年前から同棲してたのですが、そのタイミングで父へ謝罪と感謝の手紙を書きました。
(それに対して特に何も返事はなかったですが)
許せなかった父を許せたこと。
父は、きっと許せなかったであろう私を、許してくれたのかもしれない。
今はいい距離感でやりとりができて、時々、子どもの顔を見せに行ったりしています。
「よく死ななかったよね」な半生
「借金は悪、自己破産なんてもっと悪」
「そんなことした私は、もはや生きる価値も資格もない」
そう思い込んでて、本当に死んじゃおうと思っていた日々。
その時からの私を知る人には「よく死ななかったよね」って言われるし、自分でもつくづくそう思います。
自分でつくったトンデモ人生をひっくり返して、「幸せになりたい」「愛されたい」を叶えて。
まさに、大逆転劇と言ってもいいかと。
そして、今はこう思っています。
もし…
もしも、同じようなことで悩んでる人がいたら、
(ここまで、悩みをコンプリートしてる人も珍しい?)
人生ってどんな状況でもひっくり返せるし、
そして、それは自分の選択次第ということ
を伝えたいし、そのために私が貢献できることをやりたい、と。
これが、私のヒストリーです。
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