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断酒後の自分自身の変化


今日からは断酒1年以降のブログを引用しつつ、断酒4年の現時点での私の考察を含めてnoteを更新していきたいと思います。

断酒1年までのものは有料(非公開)にしてありますが、ここから先は有料にすることはありませんので今後ともご覧いただけると本当に本当に嬉しく思います😊

今日引用するブログの記事は断酒1年後に何が変化したか、ということを3つ上げています。それについて、アルコール依存症という病気やその方々を客観的に見れるようになった現時点での私の見解も最後にお話させてください😊

以下過去ブログからの引用です。


断酒後の自分自身の変化
(21,9,9)断酒1年1か月のブログ

断酒後の変化って色々あるけど。それを3つ語ってみる。

何よりも1番は性格。
性格は本当に変わった。

飲酒していた頃の性格が狂っていて自分に戻った。って言ったほうが正しいかもね。

とりあえず飲んでた頃は自制心とか羞恥心みたいなのが一切なくて、短気で本当にやばかったw

多分現在飲酒中の人って短気な人が多いと思うんだけど・・実際それって本当の性格ですか?って言われたらわからないよね。


断酒したらその自分にかえれます。いいか悪いかは別としてw

私も自分の戻った性格をポジティブに捉えるならば・・1年経った今穏やかになって、人の欠点とかも見えなくなって。あぁこれが自分だったんだなって思い出して納得しています。

これを楽しみの一つとして断酒へのモチベ上げてみてください♩

2つめはアルコール依存症者に対しての思考の変化。

アルコール依存症と思われる方を、自分が前まであぁだったっていう事実を忘れてw客観的に見られるようになった。

アルコールにどっぷりはまっているであろう人の言動は本当にスゴイw羨ましいとか妬みとかじゃなくて。

今の私がお酒飲んでる人見て羨ましいって思うタイミングは、記念日とかに高級なワインあけたり、オシャレな店で味を楽しむためのお酒飲んでる人見た時かな。

とりあえずガツガツ飲んでる人みて羨ましいってないよw危ない危ないって教えてあげたくなる。指導して回りたくなるwww

そうやって自分もあぁだったよな、って被せて見るってわけではなくてもう本当に別世界って感じでとらえられるようになりました。(゚∀゚ノノ"☆パチパチパチ


3つ目は依存先の転換。

やっぱり何かに依存しなきゃいけない体質。

私ここで休甘日をとることに決めた、と何度か言った。んだけどとにかく『甘いもの』への依存は大きかった。でもこれは、しょうがなかった。本当に。

お酒を飲むと脳からドーパミンっていう快楽物質的なものが出るんだけど。それが甘いものでも出るらしく。それがね、スーパーとかで甘いものを見たら食べたい!美味しそう!って食べることを想像してしまう自分がいて。あ、これドーパミンでてるわ!と思ってわざと我慢したりして。

こうやって調整できるのでは?って思いながらなんの医学的根拠もないんだけど、そうやって自分抑制頑張ってます。

ネットで見つけたドーパミンについての記事↓

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仕事や勉強、スポーツなど全ての行動の意欲(やる気)はその結果を左右する重要な要素です。行動の結果として得ることが期待される報酬が大きいとやる気は上がります。一方、報酬を得るのに必要となる労力や時間などの負荷(コスト)が大きいと、やる気が下がります。この仕組みは脳内の神経伝達物質のひとつドーパミンによる神経情報が報酬とコストの予測を伝え、そのバランスで意欲の制御を行っていると考えられています。

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そりゃ酒を飲めると言う報酬を与えられたらどんな手を使っても呑みたくなるわな(´ーωー`)どれだけコストが大きくても報酬の偉大さにはかなわないってこと・・

“ドーパミンが報酬とコストの予測を伝え”・・・

どんな風に伝えられてたんだか(´・∀・`)サァ?

だけどこれって何にでも熱心になれるってこと。(一度だけ行った病院の先生が言われていたこと。)のめり込みやすい、だけど悪いことばかりではないよ、と。

つまり依存症の皆さんはある意味才能の持ち主ですw

この才能・・お酒ではなく。何に使うか!

依存先を変えられたらいいよね。



1年の時点で気づいた変化3つをあげたんですが、今の私の思いも書き残したいと思います。

4年経った今、あの頃から性格がどう変わったかっていったら正直わかりません。笑

でも自分で自分をコントロールすることができるようになりました。1年に到達するまでの、夫に対する飲酒欲求を当てつけるような嫌がらせみたいな行動や思考のクセもなくなりました。つまり私がやっていながら全てはアルコールがそうさせていたんだということです。私に酒を飲ませようとアルコールはあの手この手を使ってきていたのです。

酒をやめているのに何も変わらない、何も楽しくない、いいことなんてないっていう思考に惑わされることも多々ありましたが、その度にブログに書き、考えを整理しました。

酒を飲んではいけない、あの頃に戻りたくない、飲んで楽しいのは一瞬だけだ。その後はまたあの苦しみが待っている、と。

私たちに酒をコントロールできる日は来ません。それは病気だからです。酒にコントロールされる病気なのです。でも酒を飲まないこと、酒から離れることで酒は私たちの脳から消え、次第に酒にコントロールされていた自分を取り戻し、自分で自分の舵をとれるようになるのです。

だから今苦しんでいるあなたに伝えたいです。

飲酒欲求は早いと30分とか長くても数時間で消えます。(おそらく)

だからとりあえず今は違うものに気持ちを持っていきましょう。

例えば…飲むくらいなら眠剤使って寝ましょう。
これは私が使ってきた方法です。
現に寝て起きて「飲まなくてよかった」と胸を撫で下ろすことは何度もありました。

他にも文章にすること、書くことで落ち着いてくる人もいます。食べることで紛らわせられる人もいます。

30分~数時間と言っても飲酒欲求に襲われている時の時間はスローで果てしなく長く感じます。それでも、逃げる、乗り切るしか方法はないんです。

そういう時こそネットや本で酒の害を調べるのもいいかもしれません。脳にアプローチしてくるアルコールに対して逆方向から脳にアプローチしていきましょう。

長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました!!

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