アル中って本当に辛いんだよ。
アル中の何が辛いねん!って思った方がきっとおられると思って書いています。
アル中って本当に辛いんですよ。
それを証拠にアル中の人の多くは【断酒】に挑戦したことがあります。それはやめた方が得だ、飲まない方が自分のためになると感じているということを意味すると思います。
それでもなお飲み続けなければいけないって、それだけで辛いと思いませんか?おいしい!とか楽しい!じゃないんです。酔わずにいられないんです。辛いんです…
それに加えてまわりや世間からアル中だ、だらしない、みっともない意志が弱い情けないと非難されます。確かに世間からみると意志が弱くて情けなかったかもしれません。でもそうなることでしかきっと楽に生きていけなかったんです。
私は今ふりかえってもアル中だった(酒を飲み続けていた)自分をみっともない人間だとは思いません。あの時はそれが私の生き甲斐で私を癒してくれていたんです。
なのに。やめられないと気づいた時は怖かった。やめるしかないとわかった時も怖かった。生き甲斐を失ってどうやって生きていけばいいのかわかなかった。怖くて辛くて目の前が真っ暗だった。
それでも人として生きていくには“飲まないこと”を選択するしかないんです。飲み続けることで社会的に“しぬ”のか“飲まない”のか…の2択。
健常者の方は喜んで飲まないを選ぶでしょう。でもそう分かっていても「飲む」を選んでしまう、それほどの【快楽】に見せかけた地獄を脳に植え付けられているのがアル中(アルコール依存症)者なのです。
それでもきっとこうやって何かを訴え続けることで誰かの脳の隙間に入れるのではないかと信じています。苦しんでいるあなたの脳に、心にお届けできますように。いつも最後まで閲覧頂きありがとうございます😊