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中田敦彦さんの断酒方法【2021,9,7】


アメブロ移行、過去記事



YouTube大学の中田さんが断酒を始めたことは有名な話だけど、先日意識付けのために私も一番始めの動画拝見した。



とりあえず公言して。やめられない状況で気合でやめる、という流れだと感じた。



あれから数か月経ったが、彼は断酒を継続している。恐らく失敗することはない。あれだけ大々的に公表した以上『失敗しましたー。』という笑い話では終われないw


著名な方の断酒への動きは多くの人の心を動かす。特にリアルタイムで回復していく方を見ることは断酒を決心する上での励みや原動力になる。


ただ私はこのやり方が誰にでも通用するとは思わない。失敗できない状況に自分を追い込み、ふいに踏み外したときの逃げ道がない。


もちろんそのやり方があっていると言う人もいるし、特にSNSにはそういう方が多いと感じる。だから決してやり方自体を否定するわけではないけれど、必ずしもこの方法だけではないよ、と私は言いたい。


志望校を決めるときも滑り止めを準備する。就職先にも滑り止めや第二志望がある。もちろん一択にして自分を追い込む人もいる。だけどやはり逃げ道を準備しておくことって大事だと思う。


いつでも逃げられる、という意味ではなくそれは心に余裕をもたせること。選択肢をたくさん持っておくこと。


断酒の方法も沢山ある。
病院へ通うという方法、自助グループに通う方法。中田さんのように公言して自分を追い込む方法。とりあえず量を減らしてみたり短期間の禁酒から始めてみるという手もある。


方法は様々だけど別に逃げてもいいんだよ。
失敗してもそれを失敗だと思わず、そこからスタートすればいい。前回はここまでできたのだから次はもっとできるはず。自信をもって記録を伸ばすこと、酒に負けたとしてもせめて自分の心は酒に負けないこと。
いったん落ち着いてさらなる戦略を考える。


自分が負けだと思えば負けだし、できないと思えばできない。
だけどできる!がんばれる!と自分で自分を信じてチャレンジし続ける限り負けではなくそれは成功するための【過程】であり糧になると思う。


何度もチャレンジして断酒生活が起動に乗った時、その逃げ道は不要になる。


迷ったときは、飲み続けた自分がどんなに不幸だったか思い出して自分を奮い立たせる。


断酒が安定したあとの飲酒欲求は波を打つように定期的に訪れ、それを乗り越えるとまたお酒を思い出さない安定した日々に戻る。

だからその時こそ気合と工夫で乗り越える必要があると思う。


決心し、チャレンジし、逃げることも一つの過程としてとらえる。逃げたとしてもただ逃げるわけではなく、なぜ失敗したのか、次はそうならないためにどうしたらいいのか、別の人がやっていたこの方法に変えてみようか。
そうやって試行錯誤しながら何度もチャレンジしていく中で自分の確実な道を見つけ、断酒が安定したとき逃げ道をふさげばいいと思う。


ただ単に追い込むばかりの断酒は苦しい。


甘やかす時期と厳しくする時期。

この時期を使い分けることが断酒のキーポイントだと思う。

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