タルトタタン

過去と未来の書き換え方 2


玉手箱の読者さんが日本からパリに来られることになったので、パリで一番美しいパサージュの『パサージュ・ヴィヴィエンヌ』のカフェでお会いすることになりました。


最近、急に寒くなって冷たい木枯らしが吹いているパリですが、ノエルのイルミネーションがあちこちで輝く冬のパリは1年で一番美しい季節です。


画像1


一緒にいただいたタルトタタン。

林檎のナチュラルな酸味と甘みがマッチしてとっても美味しかったです。

画像2


紅茶はダージリンをいただきました。

画像3


玉手箱の購読者さんたちとは、このマガジンを通していつもお会いしている気分なのですが、実際にお会いできるなんて夢のようでした。



さて、本日は、こちらの記事の続きを書こうと思います。


実際に過去と未来は変えることができるのですが、未来を変えるよりも過去を変えるほうが簡単なのです。


普通は、未来はこれから来るので、今から何かを始めることで変えることはできるけれど、過去はもう終わったことなので変えられないと思う人が多いのですが、実際のところ、過去というのは今現在の自分の心の中にしか存在しないので、今、この瞬間に一瞬で変えることができるのです。



きっと、この方法は皆さんも日常的に使われていることだと思いますが、過去に起こったことの解釈の仕方を変えることで、現時点から見えている過去の色合いが大きく変わってきます。


過去に起こったことで、不幸だったとか失敗だったと思う出来事が、そのおかげで〇〇を学んで今の自分があるということに気づくことで、その不幸だったり失敗だと思っていた出来事が、実は、今の自分にたどり着くのに必要な経過だったということになり、思い出すだけでも嫌だったことが、大切な宝物(でももう必要のないもの・手放していいもの)に変わっていきます。



それで、ここからが玉手箱流のポイントをお話しますね。

それは、ただ解釈を変えるだけでなく、



今、この瞬間に幸せになってしまうのです。



今、幸せだと、過去とかどうでもよくありませんか。



昔のことをあれこれ思い出して後悔したり、誰かの愛情や思いやりが足りなかったことを悲しく思ったりしてしまうことは誰にでも多かれ少なかれあることだと思います。


でも、そのときの自分がそうしかできなかったように、私たちの両親も兄弟も姉妹も、元彼も元夫も、あの上司もその同僚も、私たちが出会って関わってきた全ての人たちは、あのときにはそれしかできなかったのです。


なんだかんだといろいろあったけれど、それも含めて今の私たちがあるのですから、過去に何があったとしても、今、この瞬間に幸せになってしまいましょう。



不思議なことに、今、幸せでいると、たくさんある未来の中から、一番いい未来が、赤い絨毯を下ろしてきてくれるのです。



子供の頃に、楽しいことばっかり考えていると、そんな脳天気だと失敗するからもっと慎重に、最悪の事態も考えて行動したほうが思慮深くて賢いことのように言われたことはありませんか。


でも私たちはもう子供ではないのです。


楽しいことばかり考えていて、ぼーっとしてジャングルジムから落っこちることなどないのです。


ずっとずっと道を踏みはずさないように生きていた私たちは、もう十分に慎重に思慮深く生きてきました。



そして、それだけでは幸せになれなかったことに、もう気づいているのではないですか。



その踏みはずすのが怖くて、落ちないように歩いていた道は、本当に歩きたかった道だったのでしょうか。



今、何歳であっても、人生の中で今が一番若い私たちです。


今、ここから、自分の人生を始めてみませんか。

誰かの望む人生ではなくて、自分が歩きたい道を歩いてみませんか。




今、ここのあなたの意識を変えることで、過去の出来事は上書きされ、たくさんある未来のあなたの中で、一番、今のあなたにふさわしい未来に進んでいきます。

だから今の意識を変えることで、過去と未来が変わっていくのです。




フランスから愛を込めて

ミカリュスより❤️



ここから先は

0字

ミカリュス・ブルガリスの世界へようこそ。 ブログでは書けない深くて濃いお話をしています。 愛のある暮らしと地に足のついた精神世界、そしてお…

ミカリュス神社のお賽銭箱です。❤️ 記事を読んでいただいて、いいなと思ってくださったら、ウキウキ気分でお賽銭を入れてくださったらいいことがあるかも。❤️ もちろん、私のモチベーションにも繋がります。 いつも読んでくださってありがとうございます。♪