幸せ過ぎて怖い理由
幸福は習慣です。
知らないうちに不幸を選んでいませんか。
自分には無理と決めつけていませんか。
ちょっといいことがあったら、いいことばかり続くわけはない、この後にきっと良くないことが起こるだろうと思ってしまっていませんか。
幸福とは、物質的な欲望を満たすことではありません。
幸福とは、心の状態です。
誰かと恋に落ちて、相思相愛になって、幸せ過ぎて怖いですか。
怖いから、それが壊れてしまわないように、あちこち叩いて確かめてみますか。
彼の気持ちを確かめたくて、わざと困らせたり、捕まりにくい女を演じてしまっていませんか。
重い女と思われたくなくて、本当はもっと会いたいのに物分かりのいい女を演じていませんか。
幸福は、物質がもたらすものではありませんが、人生のステージがもたらすものでもありません。
幸福は心の持ち方です。
どの人生のステージにも、幸せを感じられない人はいます。
そして、どの人生のステージにいても、幸福を感じて、感謝の気持ちに包まれて生きている人はいるのです。
幸せ過ぎて怖いことなどありません。
そう感じるのなら、その幸せは、外側から来た物質やお金、ステージの変化によるものだからです。
自分の内側にある幸福は、揺るぐことはないのです。
夫が通勤時に撮影してくれた朝焼けのセーヌ川です。
ボートを漕ぐ人が見えますでしょうか。
毎朝、同じ時間に同じ場所で、夫はボートを漕ぐ人を見かけるそうです。
<追記>
2017年11月に書いた記事です。
幸せを外から得られるものを信じている限り、執着の気持ちが芽生えたり、それを維持するために、誰かをコントロールしたくなります。
幸せが自分自身の心の状態だと気づくと、自分の幸せに自分で責任を持つことができます。
そうすると、あら不思議。
外側を一生懸命に変えようと躍起になっていたときよりも、ずっと簡単に、自分を取り巻く世界が幸せ色に色づいてくるものなのです。
元記事:幸せ過ぎて怖い理由(ミカリュス・ブルガリスの心の薬箱)
November 11, 2017 10:35:59 テーマ:気づき