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告げ口を力に

7歳と5歳の子供を持つ二児の母です。
親の笑顔を増やしたい!
そんな思いでnote記事を綴っています。

告げ口

「お母さーん!お兄ちゃんが○○してきたー!」
「妹が△△してたでー!」
こんな感じの告げ口が多い我が家。
何かアラを見つけると、すぐ私の元へ告げ口しに来ます。

あちゃー!

それもそのはず!
なんたって私が旦那さんに子供たちの事を告げ口をしてしまっていたのです。
「今日こんな事あったんやで!」
「聞いて!これ、○○が△△したんだよー。」
私は、完全に「報告」のつもりで話していました。
これに気づいてからは、告げ口をしないように努めています。

でも子供たちは知らず知らずのうちに、私をお手本にして「報告」という名の告げ口を習得してしまっています。
・・・あちゃー。

ま、過去には戻れないので、やってしまった事を糧にするしかない!
ということで、今私が意識的に行なっている声かけとアプローチをご紹介します。
似たような経験をお持ちの方のヒントになれば幸いです。

What

告げ口を聞いたら、まず「そうだったんだね」と受け取ってから、「あなたはどう感じたの?」と聞きます。
・イヤだった
・悲しくなった
・痛かった
・なんでなん?って思った
など、言葉をいくつか提案しながら、理不尽に感じた事を彼らなりの言葉に置き換えて、自分がどう感じたのかを教えてもらいます。

自分の気持ちを言葉に変えることがとても大切。言語化ってやつです。

Want

次に「その気持ち、どうしたい?」と聞きます。
・ごめんねして欲しい
・もうちょっと泣いていたい
・痛いのなくしたい
・別にこのままでいい
それをどうしたいんだ?という次のステップに入ります。
この段階である程度解決することもありますが、そうじゃない場合は次に進みます。

自分自身の気持ちを確認しつつ、次に進めるようにそっと背中を押す感じ。

How

最後に「何をすればと良いと思う?」と聞いて、解決策を考えます。
本人が良いアイデアを出したり、親から助言したりしますが、上手くいくこともあれば、そうじゃない事もあります。
ここで大事なのは、実際にそれが解決するかどうかより考えるプロセス。
きっとこれからの人生、彼ら彼女らを助ける力になると思います。

告げ口は、解決策を考える機会だと前向きに捉えてしまう!

私のことやん

私自身が、イライラした時にこの考え方ができたらベストなのに。トホホ。
つい「早く支度して!」と大きな声を出してしまう…その前に!
What、Want、Howを自分に聞いてみよう。

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