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☆本#14 ごみ削減がエコにつながる「ゼロ・ウェイスト・ホーム ごみを出さないシンプルな暮らし」(ベア・ジョンソン著)を読んで

著者のベア・ジョンソンはフランス人で、アメリカ人と結婚して現在アメリカ在住。

フランス人はしまり屋でモノを大事に使う。一方アメリカでは便利な消耗品が山のようにあふれている。ジョンソンがフランス出身だったから、ごみゼロチャレンジにつながったのかもしれない。

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ジョンソンは、引っ越しを決めて仮住まいしてたとき、最低限のものだけの暮らしがむしろ好きなことをする時間を増加させること、倉庫に預けていたほとんどのものが実はなくてもよかったことに気付いてシンプルな暮らしを始める。

それが、プラ使用からガラス瓶や布使用に変更や、プラ容器にはいった製品の購入を素材から必要な分だけ作るようになって、エコにつながっている。

共感したことは、手作りの楽しさ発見の個所。自分もプラなしを少しずつ始めているので、著者がいろいろトライしてはまっている様子がとても理解できた。なんというか、手作りや挑戦はささやかなことでも実施すると達成感が得られて、それが、心の豊かさにつながっている気がする。

クッキングのレシピにあった、マスタード、バニラ・エクストラクト、ホットソース、アンチョビ、パンケーキは参考になった。あるものでできそうなのでトライしてみたい。ほかにピザ生地もあってこれは簡単そう。豆乳は難しそう。

ヨーグルトを作る生活をはじめたら菌が増えるので食べるのが大変とか、酢のリンスは匂いに耐えられなくなった家族がいるとか、はじめてから試行錯誤があって、そのエピソードも共感できた。自分にとっては、ティッシュを布にかえるのはハードルが高い。洗うのが大変そうだし、アイロンがけしたほうがいいようだし。。。

ここ100年くらいで便利な暮らしになる一方、消耗品が増加している。少しずつごみを減らしていくには、できることからはじめて、継続していくことが大切。

参考に、ベア・ジョンソンのzero waste homeのウェブリンク。

4人家族が2015年に出したごみは比較的小さい蓋つきガラス容器に入る分のみという、ごみやモノを減らしたい人にとってとても参考になる1冊。



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