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歌舞伎町ホストクラブ一斉立ち入りで驚いたこと。


歌舞伎町のホストクラブに一斉立ち入りが行われたようです。
先日から横浜などでも行われていて、いわゆるツケ(売掛)の実態などが調査されたみたいですね。

悪質な売掛により売春を強要された女性が相次いでいるとして、東京都などが相談電話を設けるなど、対策が行われるようになりました。

ホストクラブも業界団体を設立し、2024年4月からは売掛が廃止となるそうです。さらに、20歳未満の成人(つまり18歳19歳)の入店を禁止するとのこと。

これらのニュースで私が最も驚いたのは、
「350店舗に立ち入り」という、その数でした。

以前、私は取材で歌舞伎町のホストクラブの数を数えたことがあります。
10年以上前だったんじゃないかと思いますが、その時220店ほどでした。
めちゃめちゃ増えてる・・・!?

と思ったら、ホストクラブの業界団体では300店が加入とあります。
でもニュースで報じていたのは350店舗。
では、残りの50店舗はなんだろう?

と思ったら、メンズコンカフェ(メンコン)の数が入っての350だったそうです。

歌舞伎町にはコロナ禍以降、メンコンがすごい勢いで増えています。
こちらは中高生も行くことができる、会いに行けるアイドルみたいなノリのところです(未成年が入れないメンコンもあります)。カフェと名乗ってはいますが、お酒も飲めるお店がほとんどです。

私が取材したメンコンの記事です。

最初のうちは10店未満でしたが、あれよあれよという間に30を超えていました。
私の知らないうちにまた20近く増えたのかもしれないです。

そして一部のメンコンでは売掛が行われているようで、どうやらそれも問題視され、同時に立ち入りとなったのかもしれません。

それにしても、すごい増加に、今回かなり驚いてしまいました。
あの狭い地域に350店舗です。
お店に来てくれる女性を見つけるのも、とても大変なのではないでしょうか……。

もしかしたらホストクラブやメンコンが増えすぎて、ホストひとりあたりの客数が減っているのかもしれません。客数が減ったら客単価を上げるしかないですよね。そういった事情が、最近の売掛問題の一因なのかもしれませんね。


(気になる出来事を108投稿するチャレンジ中・DAY15)



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内藤みか(作家)
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