通信制大学卒論完成への道③:中間報告書を提出する前と後
こんばんは。不定期更新の「卒論完成への道」第3弾です。いや、すべての投稿が不定期です。
この記事は、法政通信経済学部における卒業論文執筆プロセスを経験者が説明した備忘録的なものです。9月に入ったので、中間報告書提出の期限が迫っているかと思います。今回は中間報告書の提出とその後についてをザっと書いてみます。
中間報告書を提出する
中間報告書は、書いている途中の論文本文を提出します。どのくらいまで書き上げればよいかは科目によりけりですが(指導教員からあらかじめ指示があると思います。もしくは法政通信の冊子を参照)、とにかく「書き上げたところまで」を提出します。時期的に考察や結論パートの執筆はまだ手付かずだと思います。なんなら分析をやってみたけど自信がない、先行研究レビューもこれでいいのだろうか、と不安しかない状況と察しますが、それで問題ありません。
そのかわり、論文本文とは別の文書(資料)を添えてください。そこには「~は執筆中です」「〇〇について悩んで(迷って)います」など、進捗状況や質問を書きます。そうすれば具体的なアドバイスがもらえると思います。
卒論提出申請をする(忘れがち)
中間報告書とほぼ同時期に、「卒業論文提出申請」を提出します。これは法政通信9月号にしれっと載っています。しれっと載っているだけなので見落とす可能性がありますが、これを提出しないと取り組んでいた卒論がおじゃんになるので気を付けてください。審査料も払わないといけないのですが、これは卒論提出申請書が受理されたときに納入案内が来ます。たぶん12月くらい。
中間報告書提出から返却までの日数
中間報告書提出は9月半ばですが、それが実際に返却されるのは10月下旬です。ちなみに昨年は11月に入ってから返却されました。控えめに言って時間かかりすぎです。先生のサイン自体は9月下旬の日付になっているので実質1か月近くは事務室内で眠っていることになります。
したがって、中間報告書の提出から返却まで1ヶ月半くらい空くことになります。正直言って暇なので、まだ取るべき単位があればそれを進めましょう。私は国会図書館で漫画を読んだり大学院受験用の研究計画書を書いたりしていました。
中間報告書が返却されたら
上手く書き進められていればそれに越したことはないですが、中間報告も卒論計画書指導の時と同様に、自分が想定していた方向と真逆の方針を提案されることがあります。そういった場合、新しい理論や資料・データには手を出さず、とにかく手元にあるものを再構成して論文完成を目指しましょう。いくら真逆といっても、先生も手駒だけでやれるようなアドバイスをされるはずです。私の場合は中間報告書返却の後にさらに質問をしたので、実際に卒論に再着手し始められたのが12月に入ってからでした。結局、中間報告から7割くらい書き直す形になったので、最終的に提出するまで「これ(卒論)終わるのかな~(;´・ω・)」と半信半疑でした。
経済学部の場合、ここまで進んでいれば論文未提出や面接を欠席しない限り不合格になることはない(と思う)ので、多少論理に矛盾があっても書ききって提出してください。
面接試問はだいたいの日程を教えてくれる
12月に入ると面接試問の大まかな日程の案内が来ます。経済学部は卒論を書く人が少ないので、大体といいつつ案内されたその日程でほぼ決まりと思って大丈夫です。面接試問にかかる時間は不明なのでその日は丸1日空けておくよう指示がありますが、私は30分きっかりで終わりました。でも過去のブログを見ると、本当にものすごく時間がかかることもあるようです。ちなみに昨年はzoom面接でしたが、今年度は対面なのでしょうか?
まとめ
今回は「卒論完成への道」中間報告書提出について書いてみました。文学部以外は本当に卒論を書く人が少ないのでその分情報が少なく不安になりますが(なのでこういうのを書いています)、最終提出目指して頑張ってださい。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?