見出し画像

【短歌】Too Close To Touch


  短歌 Too Close To Touch


 愛されているから苦言を言うのだとわかっていても止まない惨めさ



 遠方のまちの灯りを他人事にしてしまうような新幹線



 取り返しつかないことは常にあるけど気づくのは長旅の前



 一ヶ月後の金曜に帰るからみんなの頭を撫でて、それじゃあ


 この一年二つの職場を往復し誰とも話さず沈んでばかり