AIの世界を探検しよう!ルールベース、機械学習、強化学習の基本
こんにちは。micです。
今日は「小学生でもわかるAIシリーズ」の第3回目として、AIの3つの重要な仕組みについてお話しします。
AI(人工知能)は、私たちの生活の中でますます身近になっていますが、どのように動いているのかを知ると、もっと楽しめると思います。
それでは、ルールベース、機械学習、強化学習について一緒に見ていきましょう!
※本記事は、 Perplexity を用いた調査に基づいています。
ルールベースAI:お母さんの料理レシピのようなもの
ルールベースAIは、お母さんが料理を作るときのレシピに似ています。
例えば、カレーを作るときの手順を考えてみましょう。
野菜を切る
お肉を炒める
野菜を入れて煮る
ルーを入れる
20分煮込む
このように、ルールベースAIは「もしAなら、Bをする」という決まったルールに従って動きます。
例えば、チャットボットというAIがあるとします。
このチャットボットは、お客さんからの質問に答えるためにプログラムされています。
もし「こんにちは」と言われたら、「こんにちは!今日はどんなことをお手伝いできますか?」と返事します。
もし「天気」という言葉が入っていたら、「今日の天気は晴れです」と答えることができます。
このように、ルールベースAIはあらかじめ設定されたルールに従って行動するため、特定の状況には強いですが、新しい状況には対応できないことがあります。
たとえば、全く新しい質問が来た場合にはうまく答えられないことがあります。
機械学習:たくさん練習して上手になる
次は機械学習です。これは、人間が勉強して上手になる過程に似ています。
例えば、新しい漢字を覚えるときのことを考えてみましょう。
最初は難しく感じますが、何回も書いて練習することでだんだん上手になっていきますよね。
機械学習では、大量のデータを使ってAIに学ばせます。
例えば、たくさんの漢字の画像を見せて、それぞれの漢字が何かを教えます。
AIはそのデータからパターンを見つけ出し、新しい漢字を見るときにも「これは〇〇という漢字だな」と判断できるようになります。
さらに機械学習には「教師あり学習」と「教師なし学習」という2つの方法があります。
教師あり学習:正しい答え(ラベル)が付けられたデータを使って学ぶ方法です。例えば、「これは犬です」と教えられた犬の写真をたくさん見せて、その特徴を学びます。
教師なし学習:正しい答えがないデータからパターンを見つけ出す方法です。例えば、たくさんの画像があったとき、それらをグループ分けすることによって似たようなものを見つけ出すことができます。
このようにして、機械学習は多様なデータから知識を獲得し、新しい状況にも対応できるようになります。
強化学習:ゲームで遊んで上手になるみたい
最後は強化学習です。これは、ゲームをたくさん遊んで上手くなる過程に似ています。
例えば、新しいビデオゲームを始めたとき、最初はうまくいかないこともありますよね。
でも何回も遊ぶうちに、「ここでジャンプすると良い」とか「この敵にはこの技が効く」とわかってきて、だんだん上手になっていきます。
強化学習では、AIが環境と対話しながら学びます。
例えば、迷路ゲームを考えてみましょう。
AIは迷路内で動き回りながら、「ゴールに到達するためにはどこへ行けばいいか」を試行錯誤します。
成功した場合には「ご褒美」をもらい(報酬)、失敗した場合には「罰」を受け取ります。
この報酬や罰によって、次回はより良い選択ができるようになります。
強化学習は特にゲームやロボット制御など、多様な環境で活用されています。
最近では、自動運転車や囲碁などでも強化学習が使われています。
まとめ
今日は3つのAIの仕組みについてお話ししました。
ルールベースAI:決まったルールに従い特定の状況に対応する。
機械学習:大量のデータからパターンや知識を獲得する。
強化学習:試行錯誤しながら報酬や罰によって最適な行動を学ぶ。
AIは私たちの日常生活や未来に大きな影響を与える技術です。
これからもっともっと賢くなり、多彩な役割を果たしていくことでしょう。
次回も楽しみにしていてくださいね!
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